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これからの時代に必須の考え方



無名の僕にたくさんの質問が寄せられた理由


長いようであっという間でした。

僕がこの

「その悩み
いちかわにぶつけてごらんなさい」

というサイトを
2017年から運営し始めてから
延べ30人ちょっとの方に
ご質問をいただき
その回答をこの度noteにて
再掲しはじめてから約半年。

前回の
「完璧主義を和らげるための思考法その2」
という記事を最後に
このサイトのサーバー?
(すみませんあまりITのことは
詳しくないもので
よくわからないのですが)
がいかれてしまったためか
突如としてサイトが消えてしまい
運営が不可能となってしまいました。

「そしたら違うサーバーで
やり直せばいいじゃないか」

というお声も
いただいたのですが
この時期を境に
幸か不幸か僕の本職も
多忙になり始め
なかなかスムーズに
質問者様へ回答することが
できなくなってきたこともあって
今回のコラムで最終回と
させていただきます。

きっとお忙しい中
僕の記事を
ご覧下さった方からは

「こんな無名な人間に
どうして30人ちょっとの人が
質問しに来たのか」

ということが
不思議に感じられることと
思いますが
それは当時僕が
とあるコミュニティに
所属していたからでした。

そのコミュニティ内で
僕は一応

「“メールカウンセリング”
をしている者です」

と周りの方々に自己紹介しており
別でこれこれこういう
ヘンテコな名前の
質問箱的なサイトも
運営しています
とお伝えしたところ
そのコミュニティ内で
知らず知らずのうちに
僕のサイトが
口コミで知れ渡ったという
本当に
運が良かったと言いますか
様々な方からの繋がりをもって
こうしてたくさんの方から
ご質問を頂くことができました。

そのため質問して下さった方は
全員ではないですが
やはりほとんどが
同じコミュニティのメンバーなので
僕の回答に対する感想を
お伺いできる機会は
たくさんありました。

「ありがとう」

「少し気が楽になった」

という感想が多い中
やはり

「なんかちょっと甘いよね」

とか

「根拠が薄いところが
たくさんあるよね」

などのご指摘を頂くこともあり
カウンセリングに詳しい方からは

「理論が荒唐無稽だよ」

という
手厳しいご意見を
頂戴したこともあります。


おこがましくてもわがままでもへたくそでもいいから自分のやりたいことをやりたかった


念の為お伝えしておきますと
僕も(当たり前ですけど)
心理系の勉強はしておりますし
カウンセリングの資格も
有しているのですが
それでもこの業界は

「人の心」

を扱う仕事である以上
どうしてもお互いの気持ちに
齟齬が生じてしまうことが
よくあります。

もちろん僕の勉強不足な点も
たくさんあります。

むしろ
分からないことの方が
多いくらいです。

そんな未熟な僕でも
こうしてサイトの内容を
読みやすく改訂しつつ
(といっても文章を書くのも
へたくそなのですが…)
毎週noteに
更新を続けていったのは
悩みやストレスを抱える人に
ほんの少しでも
楽になってほしかったからです。

僕も20代の前半は
完璧主義や醜形恐怖症
うつなどの精神疾患を
数年経験してきました。

たったこれだけの病気を
経験しただけで
他人にああだこうだと
もの言える立場になるなんて
おこがましいにも程があると
自分でも思います。

世の中にはもっと
辛い思いをしている方が
大勢いらっしゃるし
もっと辛い過去を
生き抜いてきた方も
大勢いらっしゃる。

そんな方からしたら
僕からのメッセージは
埃のように軽く
感じられるかもしれません。

それでも僕は
いっぱしのカウンセラーとして
一人でも多くの方の重荷を
少しでも軽くして
あげたかったんです。

これはもうわがままと言っても
いいかもしれません。

ですが
そんな僕のわがままに
付き合ってくださるばかりか
noteでスキをポチッと
押してくださる方が数名いて
さらにフォローまで
してくださる方もいて
大変嬉しく感じております。

noteの諸先輩方からしたら
スキの数もフォロワーの数も
到底及びませんが
それでも僕はめちゃくちゃ
光栄なことだと思いますし

「やってて良かったな」

と心から思っております。

内容的にも文章的にも
拙いものばかりではありましたが
お忙しい中
いちかわの記事を
ご覧くださったみなさま

本当にありがとうございました。


次回以降更新していくコンテンツ


急に話が変わりますが
以前僕が所属していた
コミュニティのメンバーと
2024年の年始に
たまたま集まる機会があって
そこで久しぶりに
みんなといろんな話をしました。 

その中の話題で
特に印象に残ったのが

「精神的な不調を抱える方が
以前と比べて増えてきた」

ということ。

具体的に言うと
僕らと同年代(30代中盤)以降の
若い世代に
特に顕著に見られると
みんな話していました。

どうやら
自信や自己肯定感を持てないせいで
人生を楽しむことができず
仕事でも悩みや問題を
抱え込んでしまった結果
精神的な体調を崩し
休職や退職をしてしまう
とのことでした。

その話を聞いて
僕は思ったのです。

僕が過去のカウンセリングで
クライアント様に用いてきた

「認知療法」

がひょっとしたら
お役に立てるかもしれない
と。

「認知療法」

と聞くと

「は?」

「なにそれ」

と感じる方も
多いかもしれませんが
ざっくり言うと
認知療法とは

「物事の捉え方を
柔軟にしていく思考」

を身につけるための
セラピーのことです。

たとえば
考え方がポジティブか
ネガティブかを判断するのに
よく使われる
「コップの水量診断」。

みなさまも一度は
聞いたことがあると思います。

ちょうどコップに
水が半分入っているのを見て
コップに水が…

半分「も」入っている
と考える方はポジティブで

半分「しか」入っていない
と考える方はネガティブ

と言われるアレです。

これだって
ポジティブかネガティブか
結論を二者択一にせず
考え方を柔軟にして
視野を広く持てれば

「半分しか入っていないなら
残りを大切に味わって飲もう」

と考えることもできるし

「水が無くなったら
また注ぎ足せばいいや」

と考えることもできるし
なんなら

「注ぎ足す水が無くなったら
また買いに行けばいいや」

と考えることもできるし
さらに言えば

「コップの水が
なくなったところで別に
たいした問題でもないよね」

と考えることもできるわけです。

要はこれは
水が半分も入っているか
半分しか入っていないか
という目の前の問題だけを
見るのではなく
捉え方を柔軟にすれば
どんな悩みや問題にも
いろんな対処法や解決法が
見えてくるし
そうすることによって
将来の展望も明るくすることが
できるようになるんだよ
ということを
気づかせてくれるのが

「認知療法」

というアプローチです。

そんな
「認知療法」
というセラピーを
なるべくわかりやすく
誰でも
とっつきやすいカタチにまとめて
発信してみよう
というのが今後の僕の
活動内容となります。

こちらの方も
信念としては前と変わらず

「一人でも多くの方の
重荷を少しでも軽くしたい」

その想いで更新していく
所存であります。

よろしければまた
いちかわのわがままに
お付き合いいただけますと
幸いです。

おしまい。


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