調和と平和が理想
そして完璧主義な気質
それが噛み合いすぎて過剰適応
自分の理想ではなく
他人の理想に完璧に適応しようとする
それも無意識で
これが不調の原因
自分の理想をもて
私の理想とは心の平穏

しかし経験とは心を揺り動かすもの
まして未知の世界でたった1人
目にするもの耳にするもの
五感全てが私を平穏から遠ざける
あぁなんと辛いことか

だが人というものは慣れるものだ
いちど異世界を受け入れられたなら
そこはかけがえのない居場所となり
周りは新鮮で輝き出すだろう
それこそが心の平穏である

元の場所に戻ったとして
それは平穏であろうか
今は安堵して目を閉じるだろう
だが生きる努力しなくて保てる平穏などない
それはすぐ来るであろう悲惨な現実から
目を背けてこの瞬間
コンマ何秒の平穏のために
未来の平穏を捨てている
残念ながら未来の方が長いのだ

ならやることは分かりきっている
今すぐ自分の理想と向き合うのだ
他人の理想に順応している暇などない

辛い時期なのは分かる
だからがんばれとはいわない
だけど進む方向だけは間違えないで
とぼとぼ歩いてもその場で休んでもいい
だってそれは間違いなく近づいているから
頑張らなくてもいい

下を向きながらでも歩こう
寄り道しながら歩こう
時々脇道に入ったり遠く眺めたり
最短経路なんてどうでもいい
少しでも楽しい道をゆこうではないか

気づいたら目的地についてる
そんな旅だったら私はうれしい