杉山チフミ

優しく温かな気持ちになれたり、体も心もほぐれたり、未来の景色が明るくなる『ことば』を綴…

杉山チフミ

優しく温かな気持ちになれたり、体も心もほぐれたり、未来の景色が明るくなる『ことば』を綴っていきます。

最近の記事

仕事中の自分に向けるワンフレーズ

現在の仕事をし始めたのは、約2年前。前職の資格とは無関係で、全く経験のない、専門性が高い分野の事務職です。 始めた当初、専門性が高い仕事であることや、それに対する知識がないことに対する、不安や恐れがありました。それらを払拭するために、職場から提供された資料を隅から隅まで読み、初めて目にする専門用語は調べて意味を書き込み、さらに音読をして頭にたたき込むようなことをしていました。 仕事中は、その日に携わった案件について片っ端からメモをして、家ではそのなぐり書きしてきたメモを元

    • 「大丈夫」が込められたひとこと

      別棟に住む義母のところに顔を出しに行くと、これから7回目のコロナワクチンを打つために、出かける準備をしているところでした。 私は、昨年の10月、4回目の接種が最後だったので、もう6回も接種が済んでいることに少し驚き、思わず義母に、 「もう7回目なの?!」 と口走ってしまいました。 「いかんいかん。」と思い、義母の体調も気になり、副作用について聞いてみると、 「前回も何ともなかったし、もう大丈夫でしょ。」 と笑顔で答えていました。 * 義母は職場で、85歳のAさ

      • 切り替えのきっかけ

        いよいよ秋も深まり夜寒を覚えるこの頃・・・。 この季節に欠かせない職場での仕事のひとつに、駐車場の落ち葉掃除があります。 先日も出勤早々に、駐車場に散らばった落ち葉を、短柄ほうきでせかせかと掃き集めていました。 少し湿った葉っぱは、ひと掃きではちり取りに収まってくれないし、せっかく集めた葉っぱも風が吹けば散らばってしまいます。落ち葉との戦いです。 そこにお隣の美容室の店長がほうきを持って出てきて、お店の前を掃き始めました。 私は挨拶をしたあと、 「落ち葉の季節がや

        • ことばを変えてみると心も変わる ~追記~

          前回の記事では、「二面性」ということばを「多様性」ということばに変えて考えを巡らたことで、心の状態も変わったことをお伝えしました。 しかし、実は「多様性」ということばにも私は少し抵抗があったんです。マイノリティ、国籍、LGBTQ・・・私からは遠く存在する現実のように感じていて、そんな私が多様性について意見を述べる立場ではないと思っていたうえに、難しい話題だと捉えていたのです。 でもフラワー展でBさんが軽やかに「多様性」を口にした瞬間から、そんなに難しく考えなくても良いので

        仕事中の自分に向けるワンフレーズ

          ことばを変えてみると心も変わる

          ちょっとネガティブに捉えている言葉ってありませんか?私にはあるんですが、その中でも、「その言葉を違う言葉に言い換えてみたら良いな。」と思ったことついて、今日はお伝えします。 * あるフラワー展に友人Aさんと出かけた日のことです。そのフラワー展には、Aさんの友人であるBさんの作品も展示されていました。 Aさん曰く、Bさんの作品は遠くから見てもすぐに分かったそうです。古くからの友人であり、お互いのことを分かり合っているからなのか、制作期間中に出展作品についてBさんから話を聞

          ことばを変えてみると心も変わる

          いつのまにか身についていた仕事前のルーティン

          職場の駐車場の隣には小学校があり、その校庭には1本の桜の木が植えられています。駐車場に着き、職場の扉をあけるまでのほんの数秒、桜の木を眺め、外の匂いを嗅ぎながら深呼吸をしてます。いつの間にか身についた私のルーティンです。 今の仕事についた当初、慣れない環境の上、初めての職種。朝から終業時まで緊張の連続でした。出勤前となれば、職場に到着するまでの間に緊張感が増してきていました。そんな自分を落ち着かせようとして、いつも扉を開ける前に深呼吸をしていました。 今の職場に勤めるよう

          いつのまにか身についていた仕事前のルーティン

          受け取ることば、伝えることば

          はじめまして、杉山チフミです。 誰かと話をした時、心が和んだり、見える景色が変わるような感覚を味わったりすることはありませんか?自分が何かを伝えた時、相手の表情が明るくなることはありませんか? また、本を読んでいるときに、気持ちが明るくなることはありませんか? 私はそういう体験をしたとき、その会話や本の中にあった『ことば』が、後に頭の中でリフレインすることがよくあります。特に、家事をしたり、運転したり、外の景色をぼーっと眺めたりする時に、ふとそのことばを思い出します。

          受け取ることば、伝えることば