健康的な痩せ方ケトジェニックダイエット


ケトジェニックって知ってますか?ケトジェニックとはケトン体を体の中で作り出して、それをエネルギー源として働かせる状態のことです。
ケトン体とは?
ケトン体とは私たちの体を動かしているエネルギーの一つです。
食べ物から摂取している栄養素のうち、エネルギー源として使われるのは脂質、糖質、タンパク質です。エネルギーは炭水化物が分解された糖質(ブドウ糖)から作られます。そのブドウ糖が枯渇したとき、体脂肪を分解してつくり出されるのがケトン体です。
食事で糖質を多く取っている場合、ケトン体は生成されません。理由は糖質(ブドウ糖)がエネルギー源になっているからです。
ブドウ糖をエネルギー源にしている状態を「グルコジェニック」と呼びます。
私たちの体はグルコジェニック、ケトジェニックという二つのエンジンをもっており、ハイブリットシステムなのです。
ケトン体は脂肪を燃やして造られるので、ダイエットにはもちろん効果的です。
私はこのケトジェニックダイエットで1か月で5Kg体重が落ちました。
 
ケトジェニックダイエットを「糖質制限」と捉えている方も多いと思いますが、単純に糖質の量を減らすのではなくタンパク質・脂質・炭水化物のバランスを意識した食生活を徹底する必要があります。
 
ケトジェニックの効果
・肌がきれいになる
・乾燥肌の改善
・太りにくくなる
・あまりお腹が空かなくなる
・疲れにくくなる
・食べても眠くならない
・集中力が出る
・アンチエイジング効果
・病気の予防、改善
この他にもいろんな効果があります。

ケトン体をエネルギー源として使うケトジェニックの効果の中でも関心が高いのが減量、ダイエットだと思います。ケトジェニックを始めると多くの人が減量に成功します。しかしケトジェニックを続けていくと減量だけでなく気持ちの変化も感じられるようになります。
ケトジェニックは減量するだけが目的ではなく、体質から改善していくことで知られるダイエット法です。

現代の食生活ではご飯やパン、麺類を食べてブドウ糖をエネルギー源とするグルコジェニックが中心です。
しかしこの糖質中心の食生活が国民病ともいえる肥満症や糖尿病、高血圧、脂質異常症を引き起こしたり、動脈硬化を促進し、脳梗塞や狭心症、心筋梗塞を発症させたり、がんの発生にもかかわってることが分かってきました。

「でも私たちの主食は米なので糖質中心の食生活が悪いことはないのでは」と思う方も多いと思います。しかし私たち人類が糖質をエネルギー源としてきた歴史はそれほど長くはありません。
穀物を栽培する農耕文化が始まったのはわずか1万年前で、それ以前の250万年間は動物や魚を狩猟し、木の実や果物を採取する生活でした。
つまり主なエネルギー源は動物や木の実などに含まれる脂質、タンパク質で、ケトン体をエネルギー源とするケトジェニックの時代のほうがずっと長かったのです。
(米がいけないということではなく糖質過多に問題があるということです)

特に現代はコンビニやファストフードなど簡単に食事がとれるようになり糖質過多になりがちです。半面ビタミン、ミネラルは不足しており新型栄養失調の方が増えています。
あなたの食生活はどうでしょう?
一度見直してみる必要があるかもしれませんね。


 

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