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『天使に教わる勝ち残るプロマネ』の本を読んで仕事について思うこと


『天使に教わる勝ち残るプロマネ』三好 康之 (著), 西沢 絵子 (イラスト) を読んでいる。この本はプロジェクトマネージャーを仕事にしている主人公が落ち込む前に戻って凄腕プロマネ天使さんの助言に沿って勝ち残るプロマネになっていく本だ。

PMBOKなどの手法や教科書的な内容よりも、コミュニケーションや人間関係にフォーカスを当てている(PMはコミュニケーションがほとんどを占めるのだろうけれど)。
※PMBOKや情報処理のプロジェクトマネージャを知識として学ぶ(知る)ことも大切と記載されている

例えば職場の士気を上げるためにPMができることやメンバーへの声かけをするかしないかによる影響など、具体的なシーンをイメージできる構成になっている。

読んでいて、面白いなと思ったのは、資格について。
例えば資格は自信を育むことや資格を持っていることで言葉を後押しし、信頼につながる。
「資格は取った方がいいとは思うけど、必須ではないし・・・」とごにょごにょ言っている自分に対して新しい視点を与えてくれる。資格を取るだけで仕事の知識が身に付き、それが周りからの証明にもなり、信頼にもつながる。いいこと尽くしではないか!?興味ある資格を取ってみようという気持ちになる。

また、楽しそうに仕事をすると、それが情熱となり、周りも感化されたり、あこがれて仕事に励む人が増えるかもしれない。部下は働く上司を言葉以外の表情や態度、姿勢などからも見ているということも書かれており、確かにその通りだと思った。人は色々なところでメッセージを伝えている。

私自身は会社や上司や環境に対してモヤモヤを抱いていたが、その前に自分自身が仕事を楽しむ工夫や取り組みをそもそもやらずに、他人や環境のせいにしていないか、いないかどころではなく、他責や環境のせいにしていた。
相手や環境を自分が変えることはできないが、自分が毎日満足するように取り組むことや工夫することはまだまだできるし、正直やっていないなと思う。(ちなみに noteを始めたことで本を読むようになり、自信が前より付いてきている、有難や)ちょっとずつでもいいから学ぶことを継続して取り組んでいこうと思う。

色々と話が横道にそれていったが、この本を読むことで、「やってみよう!」という気持ちとまずは自分がしっかり学習して仕事で実績や成果を出していこうという前向きや背中を押してくれる本である。

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