見出し画像

これまでに夢中になったモノやコト

私が夢中になったこと。

読書です。
大学時代、友人が貸してくれた小説を読んだことがきっかけで、小説にハマりました。それまでも本は読んでいましたが、小説ってこんなに面白いんだ、と心から思ったのです。

その出会いとは。

大学2年のとき、海外ボランティアに参加しました。
旧ユーゴで1か月間ホームステイをしながら小学校で交流活動を行うというもの。学生は日本各地から集まり、それぞれ4人程度で一つのチームとなり、各国での活動を行いました。
私は日本の学生4人と共に、マケドニアに行くことになりました。
活動前に、何回か現地に関する研修も一緒にしていたので、行きの飛行機の中も和気あいあいとしたものでした。
マケドニアは日本からウィーンを経由して行くのですが、飛行時間は10時間ほど。
飛行機の中で、世間話で盛り上がる時間もありましたが、何も暇をつぶすもを持ってこなかった私は手持無沙汰でした。
ちょうど、他大学の文学部であった友人が小説を数冊持ってきており、「読む?」と貸してくれたのが、宮部みゆきの「火車」でした。
この時に貸してもらった本が、本を読む入口としてよかったのだと思います。もし、哲学書であったり古典であったら、ハードルが高すぎて途中で挫折し本の世界から遠ざかっていたでしょう。

なにげなく読みはじめました。
それが、どんどん本の世界に吸い込まれる。
話の展開にどきどきして、夢中になってページをめくりました。
飛行機に乗っている間に火車を読み終え、もう一冊借りました。
飛行中は本しかないから、本に集中できるというかそれしかない。
そういった環境も良かったと思います。

1か月の活動を終え、日本に帰ってきてからは、宮部みゆきの他の小説をはじめ他の作家に広げ、日本以外の近代文学も読むようになりました。
部屋で一人、むさぼるように読んだ本。

本を読んでいる間は、私は違う世界に行けます。
それが、楽しかった。
お金をかけずできる旅。
時間も場所も飛び越えてできる旅。

今も、平日のスキマ時間や休日に読書することが楽しみとなっています。

まだまだ知らない本はたくさんあります。
これから出会う本が楽しみです!

読んでくださりありがとうございます。

※こちらの記事は、いしかわゆき著「書く習慣」の1か月チャレンジ14日目のテーマでした


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?