ケアマネ資格を取ったことです。

試験は２回目で合格できました。
１回目は、子どもが２歳のとき。育児と仕事と勉強を両立して精一杯やりましたが、不十分でした。
なんと悔しいことに合格点にあと１点満たなかったのです！

あと１点…あと１点のためにもう一年勉強しなくてはならない。
育児と、仕事と、勉強。
思うように時間も取れない。

私はやめようと思いました。
今じゃなくてもいいかな、もう少し落ち着いてからでも。

それを許さなかったのは夫でした…キビシー！！

「もう一回チャレンジしてみなよ。次はいけるよ！」

さわやかに言うでない～～～～っ！
一年は長いぞ。

ケアマネの基礎資格である社会福祉士は大学時代に卒業の年に取得しました。
資格がないと仕事に就けないと思っていたので当時も必死に勉強しました。
学生時代はなんといっても時間があります。だから何とかなったのです。

今は、社会人、母、妻。
気が遠くなりそうでした。

更に、不合格発表の数日後、２人目の妊娠が分かったのです。
つわりもある。

無理だよ～～

という私に、やはり夫は受験を勧める。
「まあ、無理にとは言わないけどさ、体調見て、チャレンジしてみたらいいんじゃない？」
簡単に言うでない～～～～～！！

でも、まあ、そうだな。
やれるだけやってみるか。
ということで始めた資格勉強。

子どものお昼寝の合間に、集中して勉強。
一通りテキストで大枠をつかんでから、過去問５年分を解きまくる。
問題は○✕の選択問題となっており、どこの部分が違うのか、その都度テキストに戻りチェックしていきました。このあたりが楽しい勉強でした。
妊娠を機に仕事は退職したので、若干時間の余裕はできました。

二人目の出産は８月。
出産後、病院のベッドで長い時間起きるのは体が辛かったので、横になりながらテキストを眺め、何となくでも全体を忘れないようにしていました。
命がけの出産とともにした勉強。絶対受かってやる！と１年目の時とは違う強い思いがありました。

そして試験の１０月。
試験会場がたまたま自宅から徒歩１０分の場所でした。産後の身体に負担が少なくラッキーでした。
資格勉強は２年目は楽しくできたので、試験も余裕をもって受けることができました。
試験速報で答え合わせをしたところ、３問しか間違えていませんでした。

１２月、見事合格！
夫がとても喜んでくれました。

その翌年から、ケアマネとして働き始め、今に至ります。
あのとき、チャレンジしなければ、あの後頑張れただろうか？
たぶん、何かに理由をつけて試験を受けなかったのではないかなと思います。

資格勉強では、夫の応援と、息子のかわいい笑顔、お腹にいた娘の成長が力になりました。
「おかあちゃん、絶対やるからな！今の時間無駄にせんからな！」
と、寝ている息子の顔を見ながら何度も誓いました。

あのとき、チャレンジして良かったです。
今につながっています。

キビシー夫にも感謝！

※こちらの記事は、いしかわゆき著「書く習慣」の1か月チャレンジ21日目のテーマでした