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AIのべりすと様による【全日本自動車製造株式会社と日本オートロジスティクス株式会社の経営統合に伴う英略表記について】

今年8月、日本中を揺るがした大ニュースが発表されたことは未だ記憶に新しい。
国内自動車業界のみならず、世界でも五本の指に入る超大手自動車会社2社の経営統合が発表されたのだ。

全日本自動車製造株式会社(All Nippon Automobile Manufacturing Co., Ltd.{ANA})は、営業利益1兆円を超える巨大企業。
そして、日本オートロジスティクス株式会社(Japan Auto Logistics Co., Ltd.{JAL})は、10年連続増収・増益を続ける超優良企業。

経営統合により、企業規模・純利益とも世界一の企業が日本に誕生するのだ。このニュースは産業界のみならず日本中から歓迎された。

株価は上昇し景気回復も進み社会には希望があふれていた。経営統合に向けた準備は順調に進み、新社名は「全日本オートロジスティクス株式会社(All Nippon Auto Logistics Co., Ltd.)」に決まった。しかし、この経営統合は思わぬところで躓くことになった。聡明にして親愛なる好事家諸兄姉にあっては既にお分かりであろう。ANAとJALの経営統合、それが何を意味するかを。

ある経済評論家(仮)は、ANAとJALの経営統合に伴う英略表記について次のように述べている。「ANAとJALの統合でしょ、それなら勿論"ANA&JAL"(アナタトワタシ)ですよね」さて、皆さんはどう思うだろうか? 私は正直なところ違和感を覚えた。確かに統合後の社名は全日本オートロジスティクスとなるはずだ。しかし、"ANA&JAL"ではちょっと語呂が悪いのではないか。

また、某大学の経営学部の教授(自称)は次のように述べている。「ANAとJALの統合でしょ、それなら勿論"AJL&NAC"(あなたハワタシノモノダケドネ♡)ですね!」"ANA&JAL"よりさらに語感が悪くなっているように感じるのだが……。というかこれだと、まるで私が何か悪いことをしているみたいではないか! いや違うぞ!? そんなつもりじゃないんだ。

この混乱は世に知られることになり、連日テレビのワイドショーでもネタにされた。某ワイドショーの司会者(自薦)は次のように述べている。

「ANAとJALの統合でしょ、それなら勿論"anatawatasihonedeyo!!(アナタノコトガダイスキデシタヨ!!)"」……これはもう完全にアウトだろ……。もはや悪意すら感じてしまう。

司会者の発言に間髪を入れず、ゲストコメンテーターの大御所お笑い芸人(三代目)は次のように述べている。

「ANAとJALの統合でしょ、それなら勿論"anatawanaiyonaiieeentaaai!!!(キミヲアイスルトコロニコンランハナイゼッ☆ミ)"』……こいつら頭おかしいんじゃねえのか……。……ああ、そうだよ。こんなこと書きたいわけじゃなかったんだよ。ごめん……

◆◆◆
結論の出ない議論に痺れを切らし、ついに国が動いた。所轄官庁の指導により第三者委員会が設置され議論の場は国の主導のもとにおかれた。委員長の発議により、次の提案がなされた。
「ANAとJALの統合でしょ、それなら勿論"ANAL and JASLFACTORY」
(Anal is my Father,and you are mine.)
という案はいかがでしょうか?」

……各委員は静まり返り何やら息を止めて小刻みに震えている。セルフアイアンクローで顔の筋肉を押さえ込む者も居る。

長い沈黙のあと、オブザーバーとして参加していた国権の長が口を開いた。「うん、まあ悪くないんじゃないかな。これでいこう。」

こうして、ANAとJALの経営統合問題は一応の決着を見たかに見えた―――が、この文章は利用規約に違反していないだろうか、それはそれで気になる。運営様に消される前にそっとブラウザバックして頂きたい。

------(第三者委員会の議事録要)
1、新会社は統合後2年以内に株式上場を目指すこと
2、「統合後は全日本オートロジスティクス株式会社(All Nippon  Auto Logistics Co., Ltd.)」とする
3、新社名の英略表記は「ANAL」とすること
4、統合後の業務内容は、自動車部品の販売及びリース業のみとし、その他事業はすべて売却または子会社化する
5、合併比率については各社株主の利益を確保するため協議の上決定する 
6、合併後の新会社の役員構成は以下のものとする
会長 :全日本オートロジスティクス株式会社社長兼務代表取締役: 代表取締役社長 専務執行役員(取締役兼任)
副社長兼経営企画部長(常務取締役兼務)
6、統合後の英略表記および議事内容は決して他言せぬこと

以上

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