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正社員側から見た非正規雇用とは

前回の記事を書いている時、
正社員側の気持ちに思いを馳せた。

私も新卒の時の1年間だけ正社員であった。
非正規雇用の方々に対し、
人それぞれの事情があることなど考えもしてない
若輩者の私の見方は
『気楽でいいな。』だった。無知で我ながら最低である。

正社員は結果が求められる。
四半期ごとに個人の目標シートを書いたり、
評価シートを書いて上司と面談。

とにかく自己研磨。成長しろ、成長しろと言われる。
これはかなりしんどい。
20代のうちは頑張れても、30代、40代とライフステージが変わってくる中で、
『正直成長とかしたくない、このままキープでいい』と思う人もいるばずだ。

しかし、目標を掲げてそれに向かって努力している姿を見せないと
ボーナス査定はや昇進に響く。
特に男性はそれが顕著なのかと思う。

性別が男性に生まれただけで、出世街道にいくかいかないか、
一家の家長としてひっぱっていかなければというプレシャーが根強くまだあるはずだ。

だから
『そんなん派遣にやらせておけばいいよ。高い時給払ってるから当然』
と本人目の前に言うのだろう。
(男性に限らず、女性も言うが)
なんというか。。。言い方な、とも思うが言ってることは真実。

社員も非正規も関係ない!同じ職場で働く大切な仲間ですから☆
なんて高々と言っていた職場は、
派遣は休憩室の使用不可、社員食堂使用不可、
ロッカー支給なし、
避難訓練も除外、防災ヘルメットの支給なし。
緊急安否確認も除外。

大手ほど除外されまくりだった。
派遣社員だから仕方ないかと自分で納得させようとするのに
派遣社員も大切な仲間!って言ってくれてたじゃんという、悲しみ、、、
じわりじわりと心が削られていたのだと思う。

正社員、非正規社員のくくりでも見てる景色がこれだけ違う。
自分の見てる景色だけを信じてはいけないと、これを書いてて改めて思った。


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