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復活したクマノミ



朝起きると、飼ってる海水魚たちがみんな苦しそうにしてました。

呼吸が荒い。

1番大きいカクレクマノミは、左の隅に横たわって苦しそうにしてる。



すぐに仕事中の主人にLINE。


「全員死にそうだけどなんかした?」


そしたら、昼休みを利用してダッシュで帰ってきて、

「水換えるから手伝って!」


魚たちを避難用の小さい水槽に移して、

海水魚なので、塩分濃度を調整して海水を作って、
4分の3くらいの水を交換。

普通にやったら1時間くらいかかる作業を、大急ぎでやって20分くらいで終わらせた。


小さい水槽の魚たちを見ると、スズメダイ(青いやつ)と小さめのクマノミは復活してたけど、

ギンポ(岩のところにいるやつ)と、大きいクマノミは弱々しく泳いでる。


主人は仕事に戻らなきゃいけないので、それだけ終わったらすぐに出て行き、

私も30分後くらいには仕事に行かなきゃいけないので、小さい水槽の魚を元の大きい水槽に移しました。

「帰ってきたら2匹は死んでるかもなぁ」

と思いながら仕事へ。



そして仕事終わって帰宅したら、

なんと、全員見事に復活してました。



原因は、私が起きる前に朝、貝が死んでたらしく、
貝は死ぬと毒素を出す。

一応死んだ貝は取り除いたけど、時間が経ってたのか、毒素が水槽内に出てしまってたようです。


咄嗟の判断。知識。フットワークの軽さ。

それがクマノミたちを救いました。


主人の昼休憩はクマノミたちによってなくなりました。

生き物を飼うって、時間もお金もかかるけど、
嬉しかったり悲しかったり、昨日みたいなドラマがあったり、

主人の手際の良さに改めて感心したり。


マンネリした日常を変えてくれるものです。










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