小さな寂しさを僕は知ってるよ。
君が抱える小さな孤独を僕は知っている。
そっと静かに涙を流す君、誰かのかげで必死に頑張っている君、僕はぜんぶ知っている。
僕が君を受け止める。
終わりのない果てしない広がりのなかに君を包み込む。
見上げれば僕がいる。
暖かい風たちとともに君を包み込みたい。
優しい風になって君の頬に触れたい。
頑張ってるね。
君はいつも頑張っている。
自分を責めながら、自分の弱さにくじけながら、それでもまっすぐに頑張っている。
僕がいるから。
側にいるから。
泣いてもいいよ。
泣いたら僕が君の涙にキスしよう。
ちょっとしょっぱい君の涙にキスしよう。
大丈夫。
いつだって僕がいる。
泣いてもいいよ。
君がいっぱい泣いて、ちょっと笑えるのをゆっくり待ってるね。
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