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「たった一つ」が生み出すストーリー。

トップ画像のお花は先日からときどきアップしている道沿いのお花です。

今朝はそのお話。

この白いお花は周りに何もないところでたった一輪で、スーッと凛々しく咲いていました。とても綺麗な純白で、思わず足を止めて撮影しました。それがトップ画像です。

雨の日にも見かけ、水滴がつく白いお花はとても美しくて、また一枚。

翌日にまた見ると、一輪じゃなくなってて驚きました。わー、増えてるーって。

カップルになったみたいって思ったら、すぐ下に蕾がいてね、これは赤ちゃんだと勝手に想像しました。結婚したんだと。

きっとその翌日は3人で仲良く咲くんだろうと今朝見るのをとっても楽しみにしてました。

ところが今朝にその3人は見当たらず、キョロキョロしました。いないなぁ。誰かに摘まれちゃったかな。

よぉく見ると、横に倒れている白いお花が2つほど遠めに見えました。これだろうか。

周りの雑草に隠れて、なんだか痛々しそうに倒れていたので、ちょっと寂しい気分でした。だから写真には撮らなかったです。

そしてさらに歩いて川沿いの反対側に今日は行きました。

あれ?

あれって白いお花やん。めっちゃ咲いてるやん。

こっち側ではあちこちに白いお花が咲いていました。

なんだ・・・。

あっち側ではたった一輪だったので、物語を感じました。

でもこっち側で飛び飛びにわらわらと咲いているお花を見て、物語をさほど感じず。

「たった一つ」って、ただそれだけで見るものの気持ちを奪うものなんだなぁって思ったのです。

「たくさん」で目に飛び込んでくるラベンダー畑とか菜の花の大群とかも圧巻ですけどね。

では今日も素敵な一日をお過ごしください。


#エッセイ #花 #一輪


お気持ち嬉しいです。ありがとうございます✨