2018.5.26Xデザイン学校大阪分校#01ブートキャンプ

前回は公開講座UX/サービスデザイン概論でしたが、今回はXデザイン学校ベーシックコースに参加し、初めての講義でした。
私は近畿大学の山縣ゼミ生としてお手伝いをしながら、社会人の人から何かしら吸収できるように努めさせていただきました。

▷発想法

今回、一番印象に残ったのは”発想法”でした。
最初に出されたテーマは5W1Hをもとに4人(5人)1組で”最悪のトラベル”を考えるという課題でした。
このテーマをもとに、私が参加させていただけたチームは、まず、今まで経験した最悪だった旅行を多数挙げていきました。途中で、最悪なトラベルとなると、旅行という部分しか見えなくなりがちですが、浅野先生の「コンビニに行くというシーンも一つのトラベルだからね」というコメントによって、視野が一気に広がりました。

結果、「彼女とインド旅行に行き、プロポーズするが失敗する」というテーマに決定しました。朝から夜、帰国するまでの最悪な1日のプランを計画しましたが、私が参加したチームはただただ内容を盛りだくさんにして、面白いだろうと考えてしまいました。本来の目的のひとつである、1つの内容にどれだけ深掘りができるかが重要ということを忘れてしまいました。サービスデザインを考える際に大切になることなのに、上辺だけの考察しか出来ておらず、本当の価値創造が出来ないということに気づきました。

後半には他チームが考案した”最悪のトラベル”を”最高のトラベル”に変え、新たなサービスを考案するというものでした。他チームが考えた難しい課題をどうしたら改善でき、利益を得られるサービスができるのかという難しい課題でした。制限時間ある上、自分は視野が狭く、深堀りをすることが苦手なので新たな考えが思い浮かびにくくとても苦戦しました。どこに価値を感じているのか、また、どこに重点を置くのかなど考えることがたくさんあり、どこから手を付けるのがいいのか悩みました。
そのような中、社会人の方々は今までの経験や、頭の回転が早いなと感じました。タイムキーパーを率先して行なっている方がいたり、考えをまとめる方がいたりと自然に行っていましたが、学生だと当たり前のことが実際に出来ていない点だと改めて反省する部分でした。

自分のチームの講評や、他チームの講評で学べたこと。
・スケールの大小があっても、その課題の大小は違う。
・プレゼンするときは、構造化して話すと分かりやすい。
・遊びも真剣にしなければ学べない
・素人は足し算をする。それは中身がないということ。

新たな発想をすることに楽しさを感じでいますが、既存の発想から新しいものに変えるという新たな経験ができました。個人的に本当のビジネスを経験しているような感覚でした。

▷終わりに

1回目のブートキャンプを終えて、社会人と学生の差をとても感じました。
今はUXデザインとはこういうものだ!と理解が出来ておらず、ついていけていない面が多々あるので、少しでも早くUXデザインについて詳しくなりたいと感じだ1日でした。
また、社会人と同じレベルまでに達せれたら、もっと楽しく会話でき、このXデザイン学校も楽しく学べるんだろうと思いました。
まずはたくさん考えて、試して、早く失敗する!
次回は意識して、たくさん真剣に失敗して、それ以上の知識や考え方などを吸収したいと思います。
次回もよろしくお願いします。