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未来の自分と生きていく

この約10年は流されるように生きようと決めていた。 

2013年、パートナーと別れて1人になった時に
「私って何が好きだったんだっけ?」
と首を傾げてしまったのだ。

思いつかない!

彼の好きなものを理解しようとしていた分、自分の好きなものは疎かに。(その前にパートナーと向き合えてないから、自分の好きなものをちゃんと伝えられなかったのだと今なら分かる。やー、反省反省)

何に興味があるんだっけ、私。

それを取り戻すために

気になるところへ行く。
声をかけてもらって面白そうなら参加する。
人がたくさんいるところは苦手だけど、行ったらいろんな人と話してみる。

たくさん外から取り込めるように
受け皿を広くしながら流動的に
自分の好きなものを探していく。

それは「好き」の感覚を取り戻す10年だった。

ありがたいことに周りに良い人が多く
みんなのおかげで人付き合いも人並みにできるようになったのは喜ばしい。
(本当に人に恵まれている!)


さて、今年からはちょっと変更していこうと思う。

10年間で外側から入れた、たくさんの「好き」。
それを、より内側のコアなところで選択していきたい。

欲張る。こだわりをちゃんと持つ。我がままになる。


あとは
この人と一緒にいる自分
これを食べた後の自分
この時間を過ごす自分

を、ちょっと先の、未来の自分に聞いてみる。

何かを選択する時、未来の自分はちゃんと笑っている?
好きと感じでいる?
幸福感を感じている?

そんな想像を持ちながら進んでみたい。


「未来」というと、どうしても壊れる想像をしてしまう。そういう経験の方が多いし、なるべく考えないようにしていた。

ある時「未来が広過ぎて」と若い友人から(と勝手に思っている)こぼれた言葉を聞いてから、

先は見えないけど広がっていて、キラキラしているのか…?未来って…。
(おそらく友人は不安だよという意味で使っていると思うが)

と、ちょっとずつ思えるようになってきたのだ。
むしろこの感覚も「好き」と一緒で忘れていただけで、思い出してきたのかもしれない。

今だけでなく未来もちゃんとあるよ。


不器用だし、その考え方が馴染むには時間はかかるだろうけど、また今年から10年かけてゆっくりやっていきたいと思う。


…いや、もうちょい短くてもいいな。

未来の自分 へ。
5年くらいではいかがでしょうか。


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