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いよいよ砂漠だよ! 〜年越しモロッコ旅行その④〜

前回はこちら↑
いよいよ予約していた2泊3日の砂漠ツアーです!

女将さんのおもてなし朝食

朝6時半ごろ起床。
前日も早かったのでちょっとお疲れモードです。

身支度+荷物の整理をするのですが
めちゃくちゃ寒い。夜より朝が寒い

中庭に降りていくと女将さんが出てきてくれました。
ザクロとチョコのパウンドケーキみたいなのと
オレンジジュースとロッピーチーズみたいなもの。

ミニアルミタジンの中にロッピーチーズ

朝早くから女将さん、ありがとう。

ツアー出発!

泊まっていたホテルはくねくね細い道に面していて
自動車は絶対入れない感じでした。
ツアーのピックアップは少し離れたところでした。
到着すると観光客っぽいヨーロッパ人の方々がちらほら。

似たような車が1組1組ピックアップしていきます。
名前を確認されて「うちじゃないや〜ごめんね〜」
と3台くらいお見送りされて、
やっと私たちのバスが!!!

スペイン人ご家族+お友達家族の8人が乗っていて、
後から中国人留学生フレンズ4人が合流しました。

すんごくざっくりな確認でちょっと不安になったし、
これから行きますよ〜、みたいなのも特に無く、
あ、市街出ましたね?って窓の外を見ていたら気付いた感じ。

最初の休憩も着いてみてからの発表。笑

大型じゃないこれくらいのバスが多いみたい。定員14人くらいかな?
内装、電飾でデコってたの。笑


アトラス山脈からの朝日

アトラス山脈〜ワルザザード

未明に出たので最初の休憩はアトラス山脈で朝日でした。
まだまだかなり寒いです。
風も冷たくて体感気温はエディンバラと同じくらいかな。

朝早いのにお土産屋さんのおっちゃんたちももう居たり、
観光の定番ルートなんだろうと思います。

前日疲れていたのもあってかなり道中寝てました。


UNESCO世界遺産のワルザザードにも寄りました。
いろんな映画のロケ地になっているそう。
映画の撮影の時は村人総出でエキストラ出演するそうで
村人はみんな有名人なんだよ〜ハハハ、とのことでした笑

古代ローマの闘技場になったり、
ゲームオブスローンズに出たり
キリストの受難映画になったり
汎用性がめちゃくちゃ高いそうです。

最近は一部CGですが、
映画の撮影用に何か建造物を作ったら
撮影後に必ず全部壊すお約束に
UNESCOとなってるんだとか。

聳え立つ街!一部は天然の山。
ロケした映画リスト。最新作はグラディエーター2だそうです。
上まで登って対岸を見下ろす。橋はUNESCOの支援でできたそうです。
カラフルな織物がたまらない。時間があんまりなくて見られなかった…


最初のお昼ご飯はローカル伝統料理。
タジン以外がある時にタジン以外にしたのは正解。
観光客プライスなのか、モロッコのご飯そんなに安くない。
1人2000円くらいする(ツアー代金とは別)。

私が頼んだ野菜とチキンのクスクス。ぎっしりひたすらクスクス!
シナモンアップルレーズンは正直無くていいと思う。
夫がオーダーした焼き鳥みたいなもの。
太い串がちょっと怖いけど、こっちの方が美味しかった。


1泊目のホテルが残念…

18時ごろに1泊目のホテルに到着します。
外の見た目は良さげ…だがしかし、中身は。。。

良さげに見えたんですけどね〜
Googleマップのレビューも見たら酷かった。

夕食が21時、と告げられお腹ぺこぺこな私はがっかり。
少し散策して、シャワーを浴びておくことにしました。

部屋に入ると…うーん、いまいち。
シャワーのお湯は出るっぽいが、トイレが流れない。

フロントで説明して部屋を変えてもらいます。
誰がどこに泊まってるか管理してなさそうなくらい
あっさり鍵もらえちゃいました。
次の部屋はトイレが流れる…!
(幸せのハードルが低いですね)

小さな街を散策しました。
いろんなドアを撮りたくなってしまう。

タイルかわいい!水色なドアもかわいい!
お花とドアの組み合わせが好き。
石畳風タイルと無骨な感じのドアがイケてる。

アジア人が珍しいのか、やたら少年たちがついてきてました。


さて、やっとお夕飯です。
21時に食堂に集合。
爆音の演奏が鳴り響いています。なかなかうるさい。

会場の規模に合わないくらいの爆音でノリノリなのは店員さんたち。


ご飯………が全然出てこない。
30分経ってやっとパンが出てきました。
少し音量下げて欲しいとお願いしてもあんまり変わらず…

パンで飢えをしのぐ。

どうやら30分に1品出てくるらしい…?
湯冷めしたっぽいのと、爆音で頭が痛くなってしまって
私は早めに失礼してしまいました。

やっと出てきたスープもあんまり美味しくない。パンの方が美味しい。
盛り付けは工夫してる(?)感じしますが、びっくりするくらい美味しくない。
一番美味しいのはレタスとその上のオリーブ。

何年振りかわからないくらい年越しの瞬間寝てました。

トドラ渓谷〜ベルベルの村訪問

翌朝聞いたところ、スペインのご家族も
お夕飯には不満だったらしい。
かなり夜遅くまで騒いでいたらしいですが、朝は8時集合。

私はたっぷり寝て復活です!
朝ごはんもそんなに美味しくなかったので
(やはりツアーのご飯とはそんなもの…)
エディンバラから持ってきたビスケットが
非常食としてとてもグッジョブでした。

休憩を挟みつつ、トドラ渓谷に到着します。
こちらも風が強くて寒い!!!!
この渓谷の冬の朝はエディンバラより寒い!!

風がものすごく強くて、勝手に気分は風の谷のナウシカ。
砂漠を流れる源流。よーく見ると鮎みたいな川魚が結構います。
見つけられますか?

渓谷に続き、ベルベル人ガイドさんが村を案内してくれます。
ベルベルのカーペットを見せてもらいながらお茶をいただきました。
カーペット…家のどこに敷くかイメージできなかったので
(あと私以外誰も興味なさそうだったから)
真剣なお買い物は断念しました。
見るだけでも鮮やかで楽しい。
民族によって柄が違ったり、素材もいろいろあるそう。

ベルベル民族のおじさん。ミントティーを淹れてくれました。
茶葉は中国産のがモロッコ人のお気に入りだそうです。
いろいろ広げて説明してくれました。もっと聞きたかったけど、他の参加者さんたちが見事に無関心。

途中民族衣装屋さん(?)でいろいろ着させてもらって
みんなで記念撮影。
すごい勢いで着せてくるのに全然売ろうとしないので
なんだか調子狂います(^_^;)

ついに砂漠に到着!!

ひたすら道中寝て、17:30頃に砂漠に到着!
この後荷物がどうなるとか言われず、
とりあえずラクダに乗れ、と言われ
結果座席に置いてしまったダウンコート無しで1泊します。
寒かった…!!寒かったしか言ってない

めちゃくちゃたくさんのラクダが待機中。

こんな数のラクダ初めて見ました。

一緒にいたスペインパパ、その息子さん、の後ろのラクダに乗りました。
人間の割り振り方がよくわかりませんが、
スペインファミリーと中国留学生グループは2つに分けられちゃいました。

スペインパパ、どうやらラクダが気に入らない様子。
先導さんが少し止まった隙に勝手に降りた。
俺は歩く!! 
ええええええ?
ラクダさんもびっくり。
繋がれてる私のラクダさんにも動揺が伝染します。
(結構このとき怖かった)

スペインパパ、先に行った他の家族の隊列に追いつき
ひたすらいろんな写真を撮ってる。
置いて行かれた息子…ちょっと寂しそう。


夕日のタイミングでストップです。
砂漠に沈む夕日…
いろいろあったけどこの瞬間のために頑張ってここまで来た!!

先導のおじちゃん&サンドボードwith夕日
写真じゃ伝わらないですね…すごくきれいだったんです。
私の写真が下手なだけかも。


ラクダさんから降りてわかったのですが
砂漠って本当に歩きにくい。
今まで歩いたことがあるどんな砂浜よりさらっさら
坂を登るのはかなり大変。
さっき走って前の隊列に追いついたスペインパパ、
めっちゃすごいやん。

みんなでサンドボードに代わりばんこで乗りました。
最後転んじゃったけど、私もまずまずな滑り。


その後フリータイム(という名の説明無し放置をされました)。
せっかくだからちょっと小高いところまで登りたくて
頑張ろうとしたらめちゃくちゃ辛い。
心拍数はすごいし、ゼーハーゼーハー
もしかして酸素薄い?と思って調べましたが
全然標高高くなかった。
あれ?まだ30代のはずなのに。。。


ずっと乾燥した大地を走ってきましたが
(だいぶ寝てましたけどね)
砂漠は急に異空間っていう感じで広がってました。
サハラだ〜〜〜〜〜〜
砂漠で1泊できるなんて思っていなかった、というか
いつかやりたいことリストには入っていたのに
こんなに早く叶うと思ってなくて
すごく感慨深かったです。


まだまだ珍道中続くので
引き続き読んでいただけたら嬉しいです!


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