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エディンバラで部屋を借りよう

部屋を借りられることになりました!
エディンバラ到着後2週間で入居できる、というのは恐らく相当ラッキーだったと思います。入居までの記録です。

問い合わせしまくる

最終的に4件内見に行きました。
予約取れたのは7、8件くらいで、内見してないのは行く前にキャンセルされました。
内見の予約をネットのフォームからするもの、メールで送るもの、電話するもの…統一されてない。
フォームが出てくるくせに進もうとすると候補の時間はありません~って表示されてしまうものもあったので、rightmoveパトロールで見た物件は申し込みした(できた)のの10倍くらいあったと思います。
(問い合わせしたりパトロールしてくれた旦那さん、ありがとう!)

内見に行く

異文化体験をしながら内見(拙筆)をし、気に入ったところが奇跡的にあった(4月5日)のでオファーというものをしました。
大家さんに物件を貸してくれるようにアピール文を練り、内見後に即送り、翌日OKだから敷金振り込め、という連絡が来ました!ここまでが4月6日。異常にスムーズだったと思います。

オファーしてもダメかもしれない、と思ってrightmoveパトロールは旦那さんに続けてもらったものの、翌週以降に内見予約取れたものは軒並みキャンセルされました。たぶん借り手が決まってしまったんだと思います。それくらいスピード勝負…日本みたいに土日に内見したいな~なんて言ってられないのがエディンバラの現状らしいです。
全部平日の昼に行ったので、研究者はスケジュールの融通が利くのが良かったと思いました。

オファーする

日本の賃貸契約で出会ったことがないのがオファーという仕組み。
賃貸契約の申込書は日本でもあるが、アピール文を書かないといけないらしく、タイミングが被ったら入居者のアピール文で決めるらしい。
今回は他にオファーした人がいたかどうかはわかりませんが、内見は4組同時にしたので競争があっても不思議じゃない気がしてます。

日本語にすると恥ずかしいですが、私の封印されしアメリカンマインドで以下の内容を書いて送りました。(嘘じゃない範囲でよく見せようとしてる。)

  • (大家さんへ)物件すごく気に入りました!理想の家だと思います!

  • 夫婦ともにフルタイム勤務です。

  • 夫の研究はとても素晴らしい業績をあげていて、トップクラスの国際会議やジャーナルに採択されています。日本政府からも資金を獲得できるほど認められています。

  • 夫は東京大学でPhDを取得しています。

  • 妻は日本、ヨーロッパ、イギリスのクライアントと仕事をするデータサイエンスのプロジェクトマネージャーです。Alteryx、Tableauなどのツールに精通しています。英語も流暢です。

  • 家賃2年分を事前に払うことも可能です。それだけ物件を気に入っているのと、資金的に問題ないことを示したいと思っています。

  • 日本人は習慣的に家では靴を脱いで生活するので、物件をきれいに使用するでしょう。

  • 騒音は好まないし、パーティーを開いたりしません。夜は本を読んだり静かに過ごします。

  • ペットはいないし、迎える予定もありません。タバコも吸いません。

  • 近隣環境も素晴らしいと思います。閑静で、スーパーが近くにあるのは料理好きにはとても便利だと思います。

うん。嘘ではない。

デポジットを払う

日本の敷金みたいなもので、家賃とは別に修繕費とかになるそうです。
オファーOKだからなるはやで振り込め、という連絡が不動産仲介会社から来ました。
この時本当に日本でWISEをアクティベートしてよかったと痛感しました。こっちの方がクレジットカードより全然為替レートが良いし、銀行振り込みを求められても対応できました。これからイギリスに移住される方はマイナンバーカードがあるうちにWISEのアクティベートまで済ませることを強くお勧めします。本当にこれはやっておいてよかった。
&が特殊記号らしくて、口座名義が間違ってるとエラーになったのをandに置き換えたらOKだったり、ちょいちょいヒヤヒヤしながらもクリア。

審査会社による審査

ここまで順調でしたが、審査がちょっと手こずりました。最終的に何がどうなってOKになったのかはよくわかりません。
イギリスでは第三者の保証会社に信用情報の審査を任せるらしく、その結果次第で大家さんが貸すか貸さないか決めるらしい。審査NGでも大家さんがOKと言えばOKにもなるらしく、正直存在意義があんまりよくわからない
イギリスの賃貸契約は入居者が連帯責任を負うらしく、筆頭者は旦那さんにしたものの私の分の審査も必要でした。

私も旦那さんも給与は日本の法人から支払われることになっていて、イギリス国内から支払われるお金が0、というのが一つ目のマイナスポイントらしかったです。
イギリス国内に連帯保証人をお願いできる人もいない。これもマイナス。

関係各所のご協力のおかげで審査通りました。
まず私の勤務先。在籍証明書を英文で作ってくれました。その書類を保証会社にアップロードして送ると、勤務先に確認のメールが行ったそうです。(書類で済むかと思ったら連絡が行ってしまった。事前に連絡できず申し訳なかった…)
英文のメールが突然届いてフォームを入力しろ、という指示に従ってくれる勤務先の担当者、本当にありがとう。

次に前の大家さん(日本で部屋を借りていた時の不動産管理会社)。直近借りていた大家からの紹介状が必要で、都内で借りていた時に敷金を超える修繕を必要とするような暮らし方をしていなかった、という証明書をお願いして作ってもらいました。あと家賃滞納が無い、というのと、二人の名前が居住者として入っているようにしてくれたり(契約者は私名義だった)、ご協力くださりました。
こちらにも突然メールが行ってしまい、申し訳なかった…

そしてちょっと不明なのが学術振興会。
海外学振に採用されて給与がいくらで~、という証明書は英文で発行してくれていました。私の職場に連絡が行ったように学術振興会にも連絡行くかもしれません、と事前に連絡しておこうと思い(日本時間では土曜日だった)、担当者に旦那さんから連絡すると…
「賃貸契約に関する個別の対応はしません」
と言われてしまった。。。(´;ω;`)
結局フォームが届いたとも連絡が無かったので、どうなったのかわかりません。対応してくれたのか…?

契約開始日が18日の予定だ、最初に賃料を17までに振り込め、と言われていたので振込先情報を聞くという体で審査がどうなってるか不動産仲介会社に聞いてみたところ、
「まだ審査が終わっていないから待て。勤務先からの派遣通知みたいなのは無いか?海外からの収入の確認が取れない」
と言われてしまって焦る。
通知書はない。代わりに2年分の家賃を払うのではダメか、と聞いてみる。
「大家は前金で受け取る(最大で6か月しか無理)よりも審査会社の審査が通る方が良いと言っている。給与を確認できる書類は無いか」
と返事が来る。
給与が確認できる書類は審査会社に送ったけどこれで何が足りないのか教えてほしい(書類を添付)と聞くと返事が途絶える…(さらに焦る)

が、翌日なぜか審査が通ったから契約書にサインしてほしい、6か月分の家賃を振り込んでくれと連絡が来る。ん????
保証会社は第三者で、大家と交渉しているのは仲介会社らしい。保証会社に知らせた内容は仲介会社に自動的には通達されない様子。
最初から仲介会社に用意した書類を送って大家さんと相談してくれればよかったんじゃないの?何のための審査会社??と疑問符が残る。

電子契約

pdfで25ページ、契約書が送られてきました。頑張って読んだ。
指やペンでサインしたんですが、結構潰れて見える…こんなのでいいのか。

家賃前払い

6か月分の家賃を振り込みました。こちらもやはりWISE様様。
金額が大きいのでビビりながらも対応。

鍵の受け取り

仲介会社に行く時間を伝えておいて、当日行くと身分証のチェックだけで鍵があっさりもらえました。
着金確認の連絡は来ていたけど、契約締結だよ、とはっきり言われていなかったので鍵を受け取るまでは半信半疑でした。

というわけでエディンバラで部屋を借りることができました!
入居だーーー!とわくわくして部屋に入ったものの、さっそくいろいろイギリスクォリティなことに直面しました。そのお話はまた別の記事にします。

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