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【活動報告】シンポジウム「一歩先の家族支援〜家族療法の視点から考える日常診療〜」報告(第2回日本地域医療学会学術集会)

2023年12月15-17日に日本地域医療学会の第2回学術大会が三重県志摩市にて開催されました。

日本地域医療学会は2021年に設立したばかりの学術団体で、地域における保険・医療・福祉・介護等の研究・教育・技術の向上を目的としております。

ファミラボ運営メンバーである宮本、村山、若林でシンポジウム「一歩先の家族支援〜家族療法の視点から考える日常診療〜」を行いました。

当日は家族療法の理論とエッセンスを事例に基ついてご紹介し、30分ほど会場の皆様から質問や意見をいただきました。

・認知症等で対話できない本人・家族の関係で意識することは?
・パートナーとの関係がうまくいかず身体化。ただしパートナーは来られない場合、どう関わったら良いのか?
・摂食障害の本人と家族で距離が近いと感じる時にどう関わったら良いのか?

実践的なご質問をいただき、より実践的な対話ができたと思います。

座談会を通し、地域医療にいらっしゃる医療職の皆が、普段から難しい患者さん・ご家族の心理社会的側面まで真摯に向き合われているのを実感いたしました。

今後も難しい事例を気軽に相談できる場や機会を提供し続けたいですし、現場の皆様がそんな事例に少しでもやりがいを感じていただけるよう今後も活動していきたいと改めて思います。

お声掛けいただいた志摩総合病院の日下伸明先生、貴重な機会をありがとうございました!

今後もファミラボでは様々なセミナー、勉強会を企画していきます。こんな勉強会して欲しい等ありましたら、お気軽にお問い合わせください。

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執筆:宮本侑達(ひまわりクリニック)
編集:田中道徳(岡山家庭医療センター)

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