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9歳までは守りたい、子どものリズム

はじめに

こんにちは。
Twitterのつぶやきをnoteで解説してます、ふぁみりあすのあゆみんです。

▼今日のつぶやきはこちら▼


⏩▶「がんばってるね」「前よりできるようになった」「ゆっくりでもいいんだよ」子どものありのままを認め、成長を応援する言葉で自己肯定感を伸ばしてあげよ。

⏩子どもは一つ考えるのにとても時間がかかる。立て続けに声をかけると子どもは思考停止しちゃうの。静かに待つことが大事だったよ

「良いママ」「ちゃんとした子育て」の呪縛

私の子育ては、ちゃんとしたお母さんやらなきゃいけないっていう思いがすごくあったの。「この子をちゃんと育てなきゃ」ってプレッシャーがとってもあったのね。話すと長くなるから、自己紹介をぜひお読みくださいね(笑)。

 <良いママからいい加減ママへの変身をつづった自己紹介はこちら>

妊娠中から高額の早期教育教材買って、一生懸命お腹の中の赤ちゃんに声かけしたりとか、生まれてきたらどんな子育てがいいかってすごい勉強したのね。で、よし万全の体制!って産後の生活スタートって感じだった!!
毎日、読み聞かせ記録つけて、生活リズムも手帳に全部メモって、今日はフラッシュカードと7ヶ国語CDみたいなね(汗)。肌の感覚を育てるには、綿素材の服と布おむつがいいとか、おむつなし育児でコミュニケーションを深めようとか。で、赤ちゃんへの声かけは静かで少し低めの声で、形容詞を多めに……
今振り返ると、とんでも勘違いなんだけど、当時は大真面目にやってたんですよー。

だから、保育園に入った時も、「私、ちゃんと子育てしてきてますんで何か?」みたいな感じで、自信たっぷりで。
「子どもが自分で考えられるように意識をして声かけしてます」みたいなオーラがムンムンしてたんでしょうね。もはや赤面しかありませんっ。すごい恥ずかしい……。そんな超絶恥ずかしい勘違いママをしていた時代がありました。

そんな私のうぬぼれに、ガツンと衝撃を食らわせてくれたわけですよ、「お母さんうるさすぎ」ってね。

考えさせる声かけの落とし穴

今、ちまたでも「子どもの主体性」とか「考える力を伸ばす◯◯」みたいなのって流行っていますよね。
これね、大きな落とし穴が、2つあるから気をつけてほしいんです。
まさに私が落っこちてたわけなんだけどね。

一つはね、tweetにも書いたこと。
「子どもは一つのことを考えるのに時間がかかる」
大人が思う以上に、子どもは筋道立てて考えるのに時間がかかります。だから、次から次に話しかけられると思考停止しちゃうのね。ママが一つ話しかけたら、もうそれで話しかけるのはおしまいって思ったらいいくらい!

もう一つはね、
声かけの裏に潜むママのコントロール。
結局、ママがして欲しいって思ってることを形を変えて伝えてるだけなんだよね。問いかけのふりした命令なわけ、結局。「あれ、しなさい」「次はこれやって」って直接は言ってないけど、答えはもうママの中に全部あって、子どもを思うように動かしたいための質問でしかない。つまり、子どもをちゃんと見られてないんですよね。

大人は新幹線、子どもは各駅停車

大人のペースと子どものペースって違う。
当たり前のことなんだけど、幼児さんくらいになっていっちょ前!に喋ったり動いたりするようになってくると、つい忘れちゃうんですよね。
子どもがかかる時間は、大人の7倍って言われてます。大人が新幹線でビュンって5分ぐらい行くところを、子どもは各駅で一駅一駅進んでいって、30分かかるくらいに違うんですよね。だから、一つ伝えて、それでおしまいぐらいにこっちは思っといた方がいい。それぐらいに大人からのアプローチを減らしてみてね。
もちろん年齢や個人差もあるから、子どもをよく見ることが大切だよ。とにかく、ママは子どもを急がせない。日常の動きも、成長も。「早くできる、早く育つ」がいいことではないから。その子のリズムで動ける、育っていくっていうことを大切にして、見守りながら、ようすを見ながら、子どものリズムに合わせてあげてね。

子どもにとってリズムが大切である理由

小さいうちって「自分」がまだ確立されていないから、外からの影響をとっても受けやすいのね。だから、大人が意識していないと、子どもは自分本来のリズムを持たないまま、外のリズムで動けるようになっちゃうの。
大人にとっては都合がいいよね。さっさと動いてくれると助かるし、少々のムリもさせらるからね(毒舌でごめん!)。
本当は、子どもが「自分で考えて動いて終わらせる」っていう一連の流れを自分でやり切るという体験が大切なんですよね。この体験が、子どもの主体性や考える力、達成する喜びにつながっていく。さらに、この土台があって初めて10歳以降の挑戦する意欲だったりとかレジリエンス-折れない心-も育っていくわけです。うまくいかなくても試行錯誤して、どうしたら次はうまくできるかな、失敗しないかなということを考えていく。そういう力につながっていくんですね。
だから、あんまりに急がせてとにかく結果を出す、終わらせるということだけが子どもの小さいころのゴールになってしまうと、一番大事な育むべきところがずれていってしまう。子ども自身がそこを経験しないまま大きくなっちゃうから、ちょっとやってうまくいかないと「もうやだ」「やらない」とかね、「できてればいいんでしょ」っていう結果重視なマインドになってしまうから、プロセスを楽しむっていうすごく大事な部分というのを喜びに思えなくなってしまうんですよね。

9歳までは、時間がかかってもいいから自分でやりきる。それを意識して、お子さんに寄り添ってあげたいですね。
それからもう一つだけ付け加えるならば、できないと思った時に人の手を借りて支えてもらう経験も大切です。一人で全部やらなくても大丈夫っていう感覚を育むことは、21世紀の協働社会で重要なファクターですからね。
ぜひ、お家でも見守りながら、タイミングを見て声かけをしてみてください!

おわりに

今日はあゆみんの黒歴史を振り返りながらお届けしました(笑)! いや、もう、本当に赤面ものの過去ですが、そんな私でも今ではすっかりゆるゆるマインドで子どもに向き合えるようになりましたから。子育てに悩んだり、後悔したりすることがなくなって、自分に没頭しているし、今では子どもたちが良き同志です。
皆さんは、どうか黒歴史沼にはまらぬようお気をつけくださいませね! 私の過去が、少しでも参考になれば暴露したかいがあったというものですー!!

それでは、また明日!
皆さん良い1日をお過ごしください。じゃあね、バイバーイ!!


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