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映画EVERYTHING EVERYWHERE ALL AT ONCE

世間には、自分と顔かたちが全く似た人間が3人いるとか昔から言いますよね。
その3人全員に逢ったら死ぬ..…みたいな都市伝説というか迷信も。

いわゆるドッペルゲンガー⁉

以前、韓国・釜山に旅行に行った知り合いからメールが来ました。ワタシが街中に貼られているポスターのモデルになってるとらしいんです。

「?????」

全く身に覚えのない話です。写真を送ってもらいました。見て、ビックリ。
どうみても、僕なんです。見に覚えは全くないんですけど…見たいですか?
ではお見せしましょう、どうぞ。。。。

どうですか?似ていますか?SNSを使ってこの人は誰か?きいてみたら韓国を代表する歌手の
キム・ゴンモさんということが分かりました。

それ以来一度お会いしてインタビューしてみたい人の1人になりました。もしかしたら違う世界では親族かもしれません。
その可能性はゼロとは言えません。
なぜならそれを見たことがある人に逢ったことがないし、いたとしてもそれを映像として見せるのはおそらく困難なことだからです。


エヴリンは中国からアメリカに夫婦で移り住んで24時間365日働いているが経営しているコインランドリーは倒産寸前。優柔不断の夫・ウェイモンドは肝心な時に役に立たない。一人娘はずーっと反抗期。勝手に大学も中退し彼女!を家に連れてくる。父親は昔気質のガンコ。LGBTQ+なんてどこ吹く風。同性同士の恋愛なんて言語道断という感じ。ある日、ウェイモンドがいきなりメガネを取ると真剣なまなざしで「わたしは、別の宇宙から来たウェイモンドだ。全宇宙にカオスをもたらす強大な悪を倒せるのは君だけだ」と宣告し別の世界に連れていかれる、そこでカンフーマスターさながらの驚異的な身体能力を得たエブリンの全宇宙を舞台にした闘いが今、始まる。

今月13日に発表されるアカデミー賞で11部門にノミネートされてる今年の賞レースの大本命といわれている作品がいよいよ公開。とにかくぶっとんでるストーリーの可視化っぷりに驚きます。

違う世界で生きているもう一人のワタシ。マルチバースだったり世界線だったりをテンポいい場面展開と圧倒的な映像によってどんどん引き込まれていきます。移民だったりジェンダーレスだったり貧困だったり後期高齢化社会だったりと実は現在進行形の問題をたくさん盛り込んでいることが荒唐無稽な話にリアリティーをもたらしていました。


主演のエヴリンを演じるのはアジアを代表する世界的な女優

ミシェル・ヨー。

昔はジャッキーチェンと共演していたし、「グリーン・ディスティニー」でのワイヤーアクションも凄かったしマーベルの「シャンティ」でもキレッキレでしたが、今作でも大活躍。

そして注目が旦那のウェイモンド役がなんとあの、、


キー・ホイ・クァン。

え?あのってどの?って?

「インディージョーンズ/魔宮の伝説」での中国人の少年役

同じく「グーニーズ」のデータ役だったあのキー・ホイ・クァンですよ。

大学に通ったり裏方業をやっていたりとしばらく表舞台から姿を消していましたが今回、久々に俳優として復活してるんです。なんとなくロングコートダディの堂前氏に似ている時もありますが昔の面影もありまくりです。

映画の楽しさが詰まったカオスすぎる、これぞA24製作という作品。

映画「EVERYTHING EVERYWHERE ALL AT ONCE」通称エブエブは本日3月3日(金曜)から全国公開されています。

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