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導入

授業の導入ってどうしよう…?と毎時間悩みます。
現状の導入について書いてみましょう。

算数!

とりあえず、毎日やる算数で考えてみる。おさえたいのは、
・既習は何か
・狙いに関わる既習を引き出す
・前時の振り返り
・本時の問いは何か
・前時とのずれ
・既習の中から使えそうなものはないか
・見通しをもてる活動
などなど。これを授業の冒頭3~5分で行います。

最近のブーム

最近の算数の導入でよくやっているのは、
「黙る」ということ。
本時の問題場面を出して黙ってみる。

1年生のひき算です。問題場面を出して「何か言いたい人!」
「くりが13個ある!」
「10個と3個に分かれてる!」
「10個と3個に分かれてる…さくらんぼ計算?」
「お皿が4つあるから、食べるかもしれない」
「ということは、ひき算かな?」
「それなら、13-4だ!」
などなど。

話さずとも、読まずとも問題に近づきました。そして、問題文を読むことで、場面を理解することができました。
さらに、問題解決に迫るつぶやきも見られます。立式や考え方に近づくことで、見通しをもつことができます。

教師はしゃべらず、つぶやきを板書していきます。なので、主体的?といえば主体的な姿かもしれません。

戻ってくることができる。

学習の見通しがたったところで、学習が進んでいきますが、その都度導入に戻ってくることで、考えるきっかけになりますし、最後にはまとめる場面やふり返る場面にも役立ちます。
なにより子どもたちのつぶやきで進めることができるのはうれしいなとも思います。
まあ、これを良しとするかはもっと勉強ですね。

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