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図工って難しい

評価しにくい

個人的な考えですが。
図工や音楽などの教科は個人的にとても評価が難しいなぁ。と常々思っております。個性?と呼べそうな気がします。

教材の特性

粘土の学習にお絵描きはありえないですね。それはもちろん。
例えば「好きな動物」をテーマにしたとき、子どもたちは様々な動物を描きます。

いつも考えること

子どもの作品が完成した時、
余白の多すぎる作品はどうでしょうか。
動物が小さすぎる。
「透明だから」と何も塗らない。
動物の顔のみ。
一番衝撃だったのは「顔をコンパスで書く子ども」
考えてみるときりがありません。

どこまで認めるのか

これにはどこまで認めたら良いのでしょうか。そして、どのように声掛けをしたら良いのでしょうか。
よく聞くのは、
それには意図があるのか、「なんでここは白いの?」
「見てほしいところはどこ?」など。
下手をすると、図工がきらい!なんて言われるのも悲しいので、声掛けに悩みます。

まあ、子どもはあるって言いますけどね。しかし、気になるのが、
手抜きなのか本気なのかというところです。それとも表現の幅がせまいのかというところも。

知ることも学習

あくまでも学習ですので、表現の方法を教えたり、その教材特有の表現を考えてみたりします。クレヨンか絵の具だけでも塗り方が変わってきます。子どもたちには学習として教えます。多分、教材の特徴の上に個性が出るのだろうかと思いますが、図工がへたくそすぎてわかりません。

そもそも指導要領ってあるやん?

迷ったときは指導要領なんですけど、なかなか目を通す時間がとれず、いつも迷いながらやってますね。

コンクールはよくない

勤務する校区では絵画コンクールなるものが開催されます。審査のお手伝いに行ったことがありますが、これが金賞?と思うこともありますし、これが賞取れないの?と思うこともあります。
なんだか芸術に詳しい方やらが評価に来ますが、評価基準はどうなっているのでしょうね。淡々と作品を選んでいく様子を見ましたが、よくわかりません。

指導力と言われる

このコンクールのなにがよくないって、賞を取ると「指導力がある」と言われることです。そのせいで「賞を取ること=指導力」のような風潮があります。(わが校区です。)
故に押し付けが発生します。「こうしたら賞が取れるんだ!」と、子どもの作品にガンガン口を出します。これが嫌いです。押し付けが嫌いなんです。難しいです。表現が。
上手に導いている先生がいることはもちろんです。これが難しいと思うんです。「こうしたらいいよ」という声掛けは是か非か…。いや、良いと思うなぁ。でも、難しいなあ。
とりあえず、ある程度学習のねらいをおさえた上で進めていきたいですね。教材の特性とか、指導要領とかね。
講師によるこう描かせるといい?表現することは大切なので、子どもの表現したという気持ちを維持しつつ、こちらの指導をいれていくという難しさ。さて、勉強。

そもそも、教師に芸術は分かるのか‥?ということは置いといて…。

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