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本当のわたし

ぐいぐいいく私は仮の姿らしい。
本当の私は、傷つきやすくって繊細で、優しい、恥ずかしがりやさん。
同居してる友人が言うのだからきっとそうなんだ。

いや、自分でも知っている
そしてちょっとプライドは高くって意識よりも自意識高い系。あぁあぁぁ

言うな。それを言うなぁ。恥ずかしいじゃないか。
やだやだ。穴があったら入りたい。

昔からわりとそうだ。
なんでそれが恥ずかしいのか、
他人から見れば取るに足りない、明日には忘れてしまうようなことを恥ずかしがったり、臆したりする。

そしてなお恥ずかしくなる。

母には、小さい頃から自意識過剰とも言われたし。
そうか。そうなのか。自意識過剰なのか私。そりゃますます恥ずかしい。


そんな感じで終わりがない。
そんなこんなで恋愛だって不器用だ。

そうよ。
結果いま現在、同居してるのは友人だ。
正真正銘同性の友だ。

彼女はどうやら、ぐいぐいの私はちょっとうっとうしいらしい。
うっとうしがられて喜んでいたが、本当にうっとうしいらしい。

そして、うっとうしがられて悲しんでもいたが、本当の私は好きらしい。

え?そーなの?

へー知らなかった。
割と本気で嫌がられてると思ってた。

そっかー。うっとうしい鎧はもういらないのかー。

齢50。
パートナーでもないし、ただの友達だし

この先いつまでシェアハウスしていられるかもわかんないけど、

(いや、むしろこの歳だからうっかりいつまでもシェアハウスできちゃうかもしれないけども)

齢50になって、そう言ってくれる家族でもない人間がいることに感謝しようと思った。

イラストはこちらを模写させてもらいました。

河出書房新社 
幸せと豊かさへの扉を開く龍神カード
20.雲龍

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