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フジロック -バングル作り体験レポート / Ban Ban Bangle

フジロックは
音楽を楽しむだけではない。
サーカスや寄席も見られる。
ちびっこ広場もあるし
早朝はヨガ教室も開催される。

ジプシーアバロンという
ステージの裏では
ぬいぐるみ作りや
シルクスクリーンなどの
ワークショップを体験できる。

私はここで催されている
バングル作りに参加してきた。

Ban Ban Bangleのブース

ここではリングかバングルを選んで
好きな文字を刻印できる。

材質

リングはシルバー。
バングルの素材はブラスで、
細いものと幅広のものから選べる。
私はバングルの幅広を選択。
幅広だと2行打てる。

刻印できる文字

大文字のアルファベットと数字、ピリオドがある。
! とか ? 、- はなかった。
この使用できる文字を使って
なんと刻印するか
紙にペンで下書きをする。

刻印する文字は
当然ながら一文字ずつ独立しているので、
例えば「E」という文字の右に向かった横棒を
下に向けたり、左に向けたり
ということはできる。

だから
EMINEMの正式表記のように
回転させても打てるので、
とことんオリジナル感を出せる。

例1:右から2番目の「E」のように。 例2:「8」を横倒しにして「∞」にもできる。
ただし「E」「I」以外は、「鏡文字」にはならないので注意されたし。

バングルの長さ/リングの大きさ

バングルもリングも、サンプルやゲージがあるので
フィッティングして選ぶ。

いざトンカチ

サイズが決まったら、
バングルは金槌で表情を出す作業。
やさしく打つと丸みを帯びて穏やかな水面の様な表情に。
強く打つと、プールの底に映った大きな水の影のような
ニュアンスが出る。

強めに打つとこんな

いざ刻印

バングルの表面全体にトントンし終えたら
先生が定規で計って
油性ペンで真ん中の印をつけてくれる。
これは最後に専用の液体で浮かせて
ティッシュで拭き取れる。

第一文字目は
先に下書きをした文字列の
真ん中の文字を、センターのしるしに従って打つ。
その中央から両端に向かって
距離を見計らいながら打ってゆく。

打つときは、先生のご指示通りに
「2回強くガン ガン」と打とう。
でなければ
私のように失敗する。

ビビリだから
弱く、8回くらいカツカツと打って
刻印できるかと思ったけれども、
そんなの軟弱な力では
ちっともブラスは凹まない。

うっすら部分的にキズがついた程度になり
気を取り直して
慎重に同じところに
文字の金属を当てたつもりだったが、
案の定ズレた。

Kの部分がブレブレ そのあとは吹っ切れてガンガン!と打ったら綺麗に文字が彫れた。

わざと文字全体を
虹に乗せたように湾曲して打っても
かわいいし、
一文字づつ傾斜をつけてもかこよい。

几帳面な人や、まっすぐな文字列を好む人ならば、
最初に油性ペンでガイドを引くと良いかもしれない。

ガイドがあると、「まあまあ真っ直ぐくらい」にはなると思う。

時間と仕上げ

所要時間は大体40分ほど。
刻印が終わったら先生が仕上げてくれる。

油性ペンの印を消してくれ
木型に合わせて木槌でカーブを施し、完成。

お会計

お会計は最後。
現金でもクレジットカードでもOK。

感想

大変な良き思い出になった。
作業も楽しいし
一文字ひともじ打ち込んで
想いおもいの文が出来上がってゆくさまは
とてもうれしい。

毎年一つ作って
思い出を増やすのも手だし
毎年少しずつ上達してゆく様も
きっと出てきて楽しいと思う。

先生

先生は葉山に工房で
活動をされている方。
かわいらしいものから
姿の美しいものまでたくさんある。

最後に

このワークショップのエリアは
電気を引いていない。

ジプシーアバロンというステージと、
その裏のワークショップエリアは、
No Nukesを掲げて、トークイベントや
それに関するアーティストの演奏を行う
ステージ。

ここの電気は
太陽光パネルとバイオディーゼル燃料で
まかなっているため
5時ごろ店じまいをする。

木々の中でのワークショップは
太陽と共にご体験を。

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