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ひとり仕事でやる気を継続するヒント

「締め切りがない仕事」が人生の密度を決める


ひとり仕事をする人にとっては、やる気のコントロールが一番の課題だ。

私もひとりで20年仕事をしてきて、やる気のコントロールが課題だった。

今は、仕事を手伝ってもらっているから、ひとりじゃないけど、こうしてものを書いたり、経営について勉強したり、何より意思決定をひとりで行うのは変わりない。

ひとりで何かをやるのにペースメーカーとなるのは、締め切りだ。

でも、締め切りにいつも追われるのって苦しい。
締め切りに追われず、仕事をしたい。

さらに、締め切りがない仕事はやっかいだ。

仕事の成功には、締め切りがない仕事をどれくらいやったかにかかっている。
いや、成功とかに興味がなかったとしても、充実感を得たいのなら、なおさら締め切りがない仕事が重要になってくるだろう。

ついつい後回しになる「締め切りがない仕事」

締め切りがない仕事とは、注文が来ていない仕事だ。

注文が来ていない仕事は楽しい。
いわゆる「緊急ではないけど重要な仕事」だ。

しかし、日々の「緊急なこと」に押し出されて、一年はあっという間に過ぎてしまう。

どうやって「緊急ではないけど重要な仕事」の時間を取っていけばいいだろう?

その答えを意外なところから得たのでご紹介したい。

「ほぼ日の學校」がうっかり役に立ってしまう

「緊急ではないけど重要な仕事」の時間を作り出すには、できるだけ「判断」する時間をとらずに、淡々と作り続けることが大事だという考えに至った。

このヒントをくれたのは、漫画家のタナカカカツキさん。

「ほぼ日の學校」という有料コンテンツで紹介されていた講演?お話しだ。

「ほぼ日の學校」は自己啓発というより、「さまざまな面白い人の話を聞こう」というコンセプト。
タナカカツキさんの話も、「漫画家稼業という不規則生活の代名詞的な仕事なのに朝型になっちゃった」という逆張りが面白い。
そのコンセプトや空気感が間違って伝わっちゃうと申し訳ないが、仕事のヒントになったのは本当だから仕方がない。

一部だけどコンテンツとして読むこともできる。

でも動画の良さは伝わらない。
初月無料らしいので、ぜひ動画でどうぞ。

要約

それでも一応、見ていない人のために要約をすると次のとおり。

過去のヒットメーカーは多作だ。なにより打席数が多い

「多作」がヒットの最低条件だ

「多作」になるには、健康的に毎日継続した方がいい

毎日やるには、朝の時間が取り組みやすい。そして一日ずっと頑張らない方がいい。

毎日やるにはとにかく「考えないしくみ」がいる

考えないからストレスがなく続けられる

つまり、タナカカツキさんが「起きようか二度寝しようか」「今日は何をしようか」、「まず何をしようか」ということを考えないで、楽に仕事が続けられる仕組みを探り続けていった結果、「一番まじめなスタイルになっちゃった!」という話。

自分で取り入れたこと

私も、やるかどうかで迷いたくない。

タナカカツキさんのやり方を取り入れることにした。

私がやったのはTaskShute Cloudを取り入れたこと。

TaskShute Cloud

TaskShute Cloudは、タスクを管理するアプリ。

「緊急ではないけど重要な仕事」は長時間を必要とするものが多くなるはず。

形にしていくには「やろうかなどうしようかな」「次は何をやろうかな」といった判断をしない仕組みを作っていくことが大事。
そのためには、取り組む時間も順序も決まっていた方がいい。

モーニングルーティーンが決まっていることでストレスが軽減する。

モーニングメソッドを取り入れる

何をするかについて、私が参考にしたのは「モーニングメソッド」という書籍の内容。

この本では、毎朝やった方がいいこととして、瞑想、アファメーション、イメージング、エクササイズ、読書、ライティングを紹介している。

アメリカの本っぽく、前半は挫折からの成功談が長々と書いてあるが、そこをとってもお勧めできる。

取り組むにしても、読書とライティング以外はそんなに時間がかからない。
瞑想、アファメーション、イメージング、エクササイズは、誰が取り組んでも効果が高いだろう。多作になるには、気持ちを平たんに保つのも重要な要素となるからだ。

そして私は、読書、ライティングにはたくさん時間を使うようにしている。

考えないように一週間を過ごせるための、考える時間を持つ

考える時間と考えない時間を分けた方がいい。
テーマを選ぶ時間と手を動かす時間は分けた方がいい。
だから、構想する時間は机やパソコンから離れた方がいいんじゃないか、というのが、私の仮説。

そのため、1日のうち1日を仕事をせず、日々の業務からも離れて、まったく違う視点を持ったり、普段とは違う場所にいるようにしている。

この、「一週間のうち一日を休みにすること」の重要性については、過去何回も記事にしているので、そちらも読んでもらえるとうれしい。

ぜひ一緒に多作になっていきましょう。
ご意見いただけると嬉しいです。


この記事を書いたのは、
経営を自由にする『財務・法務のパートナー』 坂本倫朗
https://sakamoto316.tokyo/
https://itmikata.tokyo/


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