【2023年12月】我が家の太陽光発電システム収支報告!!

我が家では太陽光発電システムを2023年8月25日から使用を開始しました。

8月は使用開始してから5日ほどしかないので省略し、9月から収支を記録し約4か月が経過しました。

今年の冬は暖冬・小雪と予報されており、実際にその通りで雪は例年と比べると信じられないほど少ないです。

気温は真冬のような寒さになったかと思えば、春のような温かさになったりと寒暖差の激しいめずらしい環境の12月を過ごしました。

早速ですが、我が家の太陽光発電の収支結果はというと

収支発表

買電電力料金-売電電力料金=実質電力料金
12232円 ー1120円 =11112円

となり、11月の実質電気料金(6605円)と大きく異なる結果となりました。

太陽光発電を設置する前の2022年12月の電気料金は24227円だったので比較すると

太陽光発電システム設置前との比較

太陽光発電設置前-太陽光発電設置後=差額
24227円 -11112円  =-13,115円

となっており、太陽光発電を設置する前と比べて実質電気料金は1万円以上安く

これは11月の収支9829円から少し多い結果となりました。

太陽光発電システムを設置する前の電気代がもともと高いこともあり、電気料金の差額が大きくなりました。

冬は相変わらず日中の日照時間が短いうえに、太陽光パネルに雪が積もると日が出ていても発電量は少なくなります。

しかし、今年の冬は雪も少ないので例年よりは発電に適している環境かと思います。

また、暖房器具をフルで使うようになり消費電力が多くなりがちな時期ですが、深夜電力で充電した蓄電池が節約に大いに活躍してくれています。

昼間電力を買電する量が少なくなるので電気料金はかなり違ってきます。

ここからは、このような収支結果となった詳しい内訳を紹介したいと思います。

≪ちなみに私は

なんちゃってラインマン

という名前のブログを運営しております。
そこでは、今回の記事を画像や表などを加えてより詳しく説明しております。
ご興味のある方はぜひブログも見に来てください≫

我が家の太陽光発電の設備容量・基本情報


当ブログを始めてご覧になる方もいらっしゃると思いますので、まずは我が家の太陽光発電の設備容量と家族構成や電力の使用環境などを、紹介したいと思います。

最初に太陽光発電の設備容量と工事金額を紹介します↓

太陽光発電の設備情報

・太陽光パネル 長州産業Bシリーズ 4.27kw
・蓄電池 Nichicon 全負荷タイプ  7.4kw

・合計工事金額 225万円

コスト面からあまり設置する方が少ないように感じる「蓄電池」を太陽光パネルと一緒に設置しています。

蓄電池を設置したことにより、太陽光パネルのみの見積もりから100万円工事費が増加してしましました。

しかし、近年では災害(特に大雨による水害)が増加しているように個人的には感じており、まだ小さな子供もいるので安心して生活が出来るようにと災害対策として蓄電池を設置しました。

そのおかげで、今では停電を心配することはありません!
太陽光発電で充電すれば電気代の節約にもなります。
(現在は売電するより自家消費した方がお得なため)

次は私の家族構成・生活スタイルと大まかな電力の使用環境です↓

・30代の夫(会社員)と妻(パート)未就学児の子供1人の3人家族
・平日の日中は全員外出している
・12~4月頃は積雪のある東北の田舎に在住
・オール電化住宅
・リビングにエアコン(200v)あり。
・1~3月は石油ストーブを使用する(外気温が-○℃になるとエアコンが霜取り運転で止まるため)
・給湯器はエコキュート(太陽光発電システムを設置してからは、日中に沸かしている)
・東北電力 オール電化向けの電力料金プラン

となっています。

どこにでもいるような普通の家庭だと思ます。

オール電化住宅で一番電力を消費する機器は給湯器の「エコキュート」だと思います。

我が家では、今まで料金単価の安い夜間の電力でエコキュートを稼働させていましたが、2023年11月現在では夜間電力よりも売電電力の方が安いので、昼間にエコキュートを稼働させています。

エコキュートのリモコンから「時刻の設定」を調整すればお湯を沸かす時間帯を昼間にずらすことが出来ます。(我が家では6時間遅く設定しています)

太陽光発電を設置した際はぜひ試してみてください。

収支情報

それでは、いよいよ我が家の太陽光発電の収支情報を報告したいと思います。

太陽光発電電力の使用状況の内訳

こちらのデータは12月1日から12月31日のデータとなっております。

12月(12月1日~12月31日)
発電量 244.27㎾
消費電力量120.52㎾ 
蓄電量 41.52㎾ 
売電量 82.23㎾ 
買電量 547.98㎾

分かりやすく、ざっくりとまとめると

  • 自家消費した電力(消費電力+蓄電)=約20%

  • 売電した電力(発電-自家消費電力)=約10%

  • 買った電力(十分に発電・蓄電できなかった時)=約70%

となっております。

発電量は11月(316.15kw)と比べ71.88-kw少なくなりました。

日照時間が短くなったのに加え、下旬には積雪があり太陽光パネルを覆ってしまったのが原因かと思われます。

また、発電した電力はほとんど消費してしまい蓄電や売電まで出来るほどありません。

なので昼間に買電する電力を減らすため、夜間に蓄電池への充電のための買電力量も増えているのも今月の特徴です。

※買電電力量は昼間・夜間を合計した電力量となります


発電量のシュミレーションとの比較

メーカーからの発電シュミレーションと実際の発電量との比較はこちらになります。

シュミレーションの発電量の値 276kw
実際の発電量の値 244kw
差-32kw

と実際の発電量の方が‐32kwとなり、始めてシュミレーションよりも少ない発電量となりました。

メーカーの発電量のシュミレーションは日照時間から計算されます。

しかし、実際に日が出ていても太陽光パネルに積雪があると発電量が少なくなります。

日照時間の短い時期と太陽光パネルへの積雪の影響が重なったため、シュミレーションよりも少ない発電量になったのかと推測されます。


12月の電力料金の内訳

電力料金は、11月28日~12月25日の検針となっており、上記の太陽光発電電力の使用状況の内訳のデータとズレがありますが、日単位での比較が難しいため電力料金請求月で比較したいと思います。

それでは「2023年12月の電力料金の内訳」はこちらになります。

基本料金 +1667円60銭
昼間電力料金(単価35円60銭)電力量 ~70kwh +2492円00銭
昼間電力料金(単価45円23銭)電力量 70kwh~+1356円90銭
夜間電力料金(単価28円48銭)電力量 387kwh+11021円76銭
燃料費等調整額(単価-9円97銭)-4986円88銭
再エネ発電促進課賦課金(単価1円40銭)+681円
合計請求金額+12232円
売電電気料金(単価16円)  電力量 70kwh-1120円
実質の電力料金(請求額-売電料金)+11112円

となりました。

11月の実質電気料金(+6605円)と比べて大きく異なる結果となりました。

12月になり毎日エアコンやヒーターなどの暖房器具を使用しているので電気料金は高くなってしまいました。

さらには、短い日照時間や太陽光パネルへの積雪などの影響で太陽光発電も期待できない時期となりました。

しかし太陽光発電システムの設置前と比べると昼間の電気の買電量は格段と少なくなりました!

これは蓄電池の存在が大きく影響しています。

現在は深夜電力で100%充電して昼間に使用しています。(もしもの時のために残量が20%残るように設定しています)

このように設定しておけば大雪や吹雪により停電も起きても安心です。

停電すると暖房に使うエアコンやヒーターは当たり前ですが、石油ファンヒーター等のストーブも使えなくなります。

3.11の東日本大震災の際もあらゆる暖房器具が使えず辛い思いを経験しましたので教訓にしています。

少し話はそれますが、もしもの時のために電源を必要としない
「対流型石油ストーブ」
というものを備えておいてもいいかもしれません。


これは太陽光発電システムを設置している、設置していないにもメリットがあります。

冬の停電時や災害時だけでなくキャンプなどでも使用している方も多くいます。

対流型ストーブは様々な形やサイズがあるのでご自身に合ったものを調べてみてください。

この対流型ストーブは音もなく動作しますのでうっかり天板に触れて火傷しないように気を付けてください。

私は子供の頃にこのストーブでお尻をジュ~と焼きました(笑)

ちなみにこのストーブの天板でちょっとした料理や水を入れたやかんを置くと部屋の加湿もできますよ。

ですが、使用する際は換気を必ず行うようにしてください。

太陽光発電設置前との電気料金の比較


太陽光発電を設置する前の2022年12月と比較してみようと思います。

設置前(2022年12月)
電力使用量(昼間)219kwh
電力使用量(夜間)422kwh
売電料金0円
電気料金+24227円
実質電気料金+24227円

設置後(2023年12月)
電力使用量(昼間)100kwh3
電力使用量(夜間)87kwh
売電料金‐1120円
電気料金+12232円
電気料金+11112円

差額-13115円

となり、11月の時と違い1万円以上節約できた結果となりました。

この時期になるとどうしても暖房器具などの使用で電気料金が高くなるのですが、太陽光発電システムのおかげで設置前と比べて電気料金の差額が大きくなりました。

発電量は少なくなっていく一方ですが、蓄電池が大いに活躍してくれています。

単価が高い昼間の電気を買電しなくて済むだけでかなり節約につながっていると実感しました。

まとめ


ここまで閲覧ありがとうございました。

今回で4回目で2023年最後の太陽光発電の収支結果となりましたが、今月は例年と比べ1.3万円ほど安くできました。

太陽光発電はあまり期待できない時期ですが、蓄電池が大いに活躍してくれています。

太陽光での発電が少ない日でも蓄電池の利用により昼間の買電量が大きく減りました。

蓄電池を設置することにより電気料金の節約にもなりますし、災害や悪天候などによる停電にも対応できます。

なので蓄電池を設置する価値は大いにあると思います。


これから太陽光発電システムの設置を検討している方!

太陽光パネルのみ設置している方!

FIT制度が終了して発電した電気の売電から自家消費を検討している方!

は蓄電池の導入を検討してみてもいいと思います。

当記事はいかがだったでしょうか?

今後も毎月の我が家の太陽光発電の収支報告をしたいと思いますので、興味のある方はまた見に来てください。

また、記事の内容やブログが皆さんにとって分かりやすいよう、見やすいように改善していくつもりなのでよろしくお願いいたします。

≪ちなみに私は

なんちゃってラインマン

という名前のブログを運営しております。
そこでは、今回の記事を画像や表などを加えてより詳しく説明しております。
ご興味のある方はぜひブログも見に来てください≫

では

へばな~(@^^)/~~~

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