【短編小説】冬の水槽【眠れぬ夜の奇妙なアンソロジー201908】

この作品はムラサキさん主催の企画【眠れぬ夜の奇妙なアンソロジー201908】に参加するため「水槽」をお題に書いた短編小説です。

文字数は3500文字程度です。
短い作品なのでぜひ読んでみてください!

あらすじ

息子を妻の実家に預けるために、家族3人で飛行機とバスを乗り継いで真冬の北海道北見市を訪れた。義父と義母に連れられて向かったのは……。

ここから本編です。

◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆

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アトピー夏問題・冬問題

こんちには。もりぴーです。

今日はアトピーの夏問題・冬問題について扱っていきます。アトピーは、季節によって症状が変わってくるんです。夏と冬に対して、どのような症状や問題点が発生するか見ていきましょう。

とりあえず自己紹介。

小さい頃からアトピーで苦しんでいました。アトピーを改善できるような有益な情報を発信していきます。介護、看護もやっていて福祉と医療をぶち上がていきます!アトピー、介護、看護

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【声劇台本】064「フライング・クッキー」

「フライング・クッキー」

■人物
鈴ちゃん(16)高校1年生。
衛藤くん(16)高校1年生。

■本編
鈴のMO「秘かな恋心に火を灯す2月。クッキーを焼いた。手作りだ。本命の彼に渡す前に、私は幼馴染みの衛藤を呼び出した」

衛藤「鈴。俺に頼みって何?」
鈴「あのさ、衛藤。毒味係やってくれない?」
衛藤「毒味係って?」
鈴「クッキーの味見!」
衛藤「何? 作ったの?」
鈴「まあ……。2月だし」

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麗らか

春朝の白白明けに、幽幽とした空が次第に明るくなった。
 わたしの裏中も、だんだんに目覚めた。

 雑雲がない、真夏の清んで大空。
 もし、その働きすぎな太陽が少しサボるなら、皆も気軽に過ごすと思う。
 わたしの中身も、一緒に冷やすでしょう。

 秋のある日、スカイラインの端っこに、
  いつも通りに日が暮れているところ。
 また、こんな長閑な金色に一日がおしまい。

 深くて、何も見えない夜空の中

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やっぱり夏はスキー?

今日、僕は群馬県丸沼高原スキー場に行ってきました!

小雨だったこともあって、とても涼しかったです!

夏にスキーなんて出来るの!?と思った方もいらっしゃると思います

夏でも、いくつかのスキー場ではスノーマットを敷いて、スキー営業をしているところがあります!(しかしスノーマットは大変滑りづらいです…)

スキー場があるのは、山奥なのでスキーをするついでに避暑地として利用することもできます。

(

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心安

とうとうこの時が来た。

 ここ数日、ばたばたと追いかけているゴールは、今目の前に迫っている。
 このボーディングを待つ時間の短い間で、心は少々落ち着き。

 広い待合ロビーで、涼しい空気がのんびり游いでいる。
 その爽涼な雰囲気に浸るまま、盛り上がりすぎる胸中を冷やしている。
 この旅出前の穏やかさ、
  旅プラン中の細い末節は、もう一度頭をよぎった。

 ちょっと怖くて、面白い異邦グルメ。
 

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六月柿

こんにちは。
 君も、もうすぐ地面から離れるだろう。
 この待つ時間で、少し雑談しましょう。

 わたし、君と同じ旅行者だが、様々な異名を付けられた。
 最初、ヨーロッパに着いたときは、わたしが狼桃と呼ばれていた。
  と言っても、私は狼に全然似てない。

 その後、広い大陸を横断し、アジアに至った。
  唐人が私に蕃茄と名付けた。
 唐人は面白かった。
  いつも西からの物に蕃を付ける。

 そ

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『かなでの宇宙』(短編小説)

「あれがカシオペア座だよ」
「カシューペ座?」
「カ・シ・オ・ペ ・ア・座」
「えっと、カシューペア座、どれ?」
「ほら、あのマクドナルドみたいな形の・・」
「あった!」

   父が教えてくれたカシオペア座は、奏(かなで)が生まれてはじめて知った星座だった。

   奏が住んでいる街は、四方が山に囲まれた高地にある。“星に近い街”というキャッチフレーズの通り、標高が高く空気も澄んでいて夜になれば

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涼み客

きたの遠くから呼ぶ声に応えて、
 緯線の結界を突き抜ける高速に乗って、
  所期のようにひんやりとした境地を踏む。

 同じ我々の大地を照らす恒星だが、故郷と異なる温度。
 同じ輝きの光でも、ふるさとのひどい暑さに反して、
  涼やかな薫風と共に肌を柔らかく撫でる。

 北国の夏は、こんなにのんびりとほとぼり。
 お涼みが、わたしの心に沁み入っている。