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住育つぶやき32 家を動かす技術 ひきや(移築)

家は解体せずに移動させることができます。 移築とか、曳家(ひきや)といいます。


曳家とは、機械や人力を使って、基礎から上の部分を水平に浮かせたまま、あらかじめ作っておいた別の基礎に移動する技術です。


曳家を専門にしていた鳶職(とびしょく)を、曳家鳶(曳方=ひきかた)といったようで、曳家を業にする会社を曳舞(ひきまい)といったようです。


昔からこの技術や仕事はありますが、今ではほとんど見られなくなりました。

曳家の技術は、他にも地盤沈下や不同沈下などで傾いた建物修正や、浸水災害の対策として行う嵩上げ工事などでも活躍しています。

残したい技術です!下記協会の存在を、一度だけでも見て知って欲しいです。



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