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好きを仕事にする

この前にも同じようなことを書いたので内容は重複するのですが、若い人で魅力的な生き方をしている人が少しずつですが増えてきていることに刺激を受けています。先日も大阪にある「STRIDE LAB」というランニング専門店に行ってきたのですが、そこの店員さんが若いのにとても勉強になってこれからの生活を前向きにしてくれるような感じがする接客をしてもらいました。

「好きを仕事にすることは難しい」

47歳の僕に近いの年代の人はこういう風に教えられてきました。確かに個人事業主としてやっていてそう思うことは多々ありますが、その意見には大きな見逃しがあることにやっていて気づきました。それは、

「自分を商品化する思考を持てばいい」

ということです。どうすれば物やサービスが売れるかを考えるのではなく、自分自身を商品と考え、自分自身がサービスの存在になり、結果として自分を通して物やサービスが売れれば商売が成り立つと考えればいいのです。

どれだけいい物やサービスがあったとしても、売る人に魅力が無ければそこそこしか売れません。大げさな言い方になりますが、そこそこの商品やサービスでも売る人が魅力的ならば売れます。好きを仕事にして失敗する人は「自分の魅力」を忘れて失敗しているように思います。

では、どうすれば「自分の魅力」を磨くことができるのか?

それはとても簡単で「仕事で遊び続ける」ことができればいいのです。

仕事の延長が遊びで、遊びの延長が仕事になる。

仕事を「仕事だから」と枠に入れるのではなく、仕事だからこそ「遊びが仕事になる」方法を見つけて実践すればいいのだと思ってください。これは個人事業主だけでなく、会社勤めの方も同じ思考を持つことは可能だと思います。ノルマを「規定ポイントを貯めるゲーム」だと考えることでもいいのだと思います。お昼までの仕事の出来栄えによってランチの内容を変えるのでもいいかもしれません。表に出さずともいろいろなことを「自分なり」にゲーム化して遊んでしまえばいいのです。

自分の成長を常に楽しむことができれば、仕事が「仕事ではない何か」に少し変化して付き合いやすくなります。それを自分で作り出す「想像力」が日本人には欠けているのです。仕事で遊べないから仕事がしんどいのだと思ってください。

先に書いたランニング専門店の店員さや、前に書いた自転車屋さんや山道具のお店の人はいい感じで「好きを仕事」にできているように感じました。そういう人から買った物は値段以上の価値がついてくると僕は感じています。店員さんの「面白い」や「楽しい」や「好き」をおすそ分けしてもらって、自分の知らない「遊びゾーン」を増やしてもらえているように感じるからだと思います。

自分の好きを「認めて」もらうのではなく、
自分の好きを「商品」にできれば
好きは仕事になります!

そう思える接客に触れられただけで、人生が豊かになったと思う今日この頃です。

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