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神さんとのお仕事60「隙ができる時」

「下を見ている時は気をつけなさい」

神さんはちゃんとできていない人を責める人にこう言われます。できていない人のことばかり見ているということは、自分に対する言い訳を作って自己擁護をしている時なので気をつけないといけません。誰かのせいでイライラしているのではなく、自分がやるべきことができていないイライラを誰かのせいに転嫁しているだけだと思ってください。

できていない人ばかりを見ていると、必ず人の心には「あの人よりもましだから」という隙ができるので、気づかない間に自分の状態が劣化してしまいます。自分を頂点としてしまう癖ができてしまうからです。その状態が続くと、自分がどれだけ劣化したとしても常に頂点にいるので大丈夫だと勘違いをしてしまい大きな間違いを犯すことになるのです。

うまくいっている人は自分の「やるべきこと」と「やりたいこと」に時間を使いたいので、できていない人にかまう時間を極力減らそうとします。もっとできている人に追いつくために努力する時間が欲しいからです。

自分よりできる人に追いつくために時間を使うか

できない人を観察する時間に使うか

それだけで成長曲線は大きく変わってくるのです。自分に生活や生命に関わってこないことは放っておいても生きていけます。

自分がやるべきことができていないイライラの原因を誰かのせいに転嫁しても、結果も出なければ相手の人が変わらない限り永遠に状況が変わることが無いのでイライラするだけの無駄な時間が増えるだけなのです。

どれだけ環境を整えても、自分で前に進まない限りはうまくいくことはありません。やる気があればいつでもどこでもどんな環境でも始められることなのに、環境を整えることに日本人は注力をしすぎなような気がします。

「今の環境は全て自分が選んだもの」

神さんはこうも言われます。選ばされたとしても「最後に決めたのは自分」なのです。そこを受け入れることが、まずは人が成長するために大事なことではないかと思います。

ちなみに僕はイライラさせられる環境になった時には、原因があればそれを取り除くことに注力すると同時に、必ずある自分の生活や心の隙を正すほうに注力をするようにしています。

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