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神さんとの日常「小さな隙を作らない」

「自分の心は自分でコントロールできる」

これは神さんが自分の心の弱さに悩んでいる方によく言われる言葉です。自分のなかでしんどいことがあった時に、何か他のことに原因を求めて心を一時的に収めるのではなく、自分の心をコントロールしてきちんと収めさないと言われます。

誰かから嫌な影響を受けたとして、相手に変わってもらおうとどれだけ頑張っても相手の心を変えることはできないですが、自分の心をコントロールして嫌なことを避けたり減らしたりすることができればそのほうが早く楽になることができるからです。

では、どうすれば自分の心をコントロールできるのか?

神さんは「小さなことで心の隙を作るな」と言われます。

小さな事とは、道でごみを捨てたり、大きな理由なく遅刻をしたり等「これくらいいいか」ということだと思ってください。誰かにかける「迷惑や面倒」は人が自分を一番甘やかす部分なので、この部分をなくせるようになれば自ずと心をコントロールができるようになります。

そこで簡単に実践できるのが、先ほど書いたごみのポイ捨てや遅刻に加えて「部屋の掃除」や「生活習慣の改善」ではないかと思います。いらない物を捨てたり、掃除機をかけたり、雑巾がけをしてみたり、早起きをしてみたり、歩いて買い物に行ったり、自炊をしてみたり、普段の生活に自ら「面倒でやめた」ことを取り戻してみてください。それだけでも心をコントロールする訓練になります。休みの日にスマホから1時間か2時間くらい離れてみるのもいいかと思います。「やればできるけど、やっていなかったこと」が心を強くしてくれる一番の訓練素材になります。

最近の日本人は自分の見た目などの「どうでもいい隙」を消すのは得意ですが、自分たちの損や面倒にかかわる「小さな隙」には目を閉じる癖があります。環境破壊や経済の問題は「小さな隙」を後回しにした結果起きていますが、日本は大胆にメスを入れようとしないですし国民も自分の生活を変えることはしようとしていません。

電気の使用量は国民が「自分でできること」を自分ですれば確実に減らせますし、二酸化炭素の排出量もまずは先進国の人が少しずつ無駄を減らせば先進国を支えている国の工場も稼働が減るので必ず減ります。省エネや脱炭素の機械を作ってごまかすのではなく、そもそも自分でできることを自分でするようにすれば簡単に減らせるものなのです。そのために人間は考える能力と器用に動ける体を神さんからもらっているのですから、人が汗をかき動けばいいのです。動くことで健康にもなれますからね。

「小さな積み重ねは目立たないが、必ずまとう空気に差が出る」

神さんはそう言われます。小さな隙が無い人にはいい感じのピリッとした空気が流れるそうです。

見える努力も大事ですが、見えない努力はもっと大事ではないかと思います。小さなようで大きな差がつく「小さな隙を作らない努力」。一度やってみてください。

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