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神さんとのお仕事59「結果を待つ心」

「結果はいつに出るかわからない」

やっておられることに対して結果が出ないことに悩まれる方が多くおられます。神さんは悩んでおられる方にこのような感じでアドバイスをされています。

すぐ結果が出るものもあれば、なかなか出ないものもある。なかなか結果が出ないと思っていたら突然結果が出るときもあったり、思っているのと全然違うところから結果が出たりする時もあります。結果は人が操れるものではないのです。

こうすればこういう結果が出る

というのはやっている人の想像であり確実なものでないので、ある程度の結果予測を立てながらもいつ出るかわからない結果に向けて「やり続ける決意」が必要なのではないかと思います。「やり続ける決意」には続けるだけでなくその時の状況によって変化をし続ける創意工夫が大事で「ただやっているだけ」では結果は伴いません。

今までいろいろと相談をお受けしてきて、結果が出る人と出ない人にちょっとのことなのですが大きな差になる部分があるように感じていることがあります。それは

必要のない幸せは切り捨てている

ということです。結果が出ない人はすべての楽や幸せに飛びついていて、本当に必要な幸せが手元に来た時に時間や心の余裕がない状態になっているように思います。結果が出る人は本当の幸せのうまみを知っていて、必要のない幸せは簡単に手放せるので時間も心の余裕も常に「結果が出た時のため」にスタンバイができているのだと感じています。

幸田露伴の「努力論」の中に「福は八割くらいだけ受け取るようにすると、残りの福から新しい幸福が育つので福が無くならない」という部分があるのですが、八割で満足ができる人には常に幸福は手元にありますが、十割でしか満足ができない人は必ず一度幸福が手元から消えてしまう不安や不満が悪い循環を生んでいるのだと僕は考えています。

結果も同じように八割でも出れば良しと余裕をもって待てるか、十割でないとだめだと思って待つかで大きな差が出ると思います。結果は常に十割で出るかはわからないので、もしかしたら結果は出ているのに望んだ十割の結果ではないと待ち続けているだけの人もいるかもしれませんし、本当はもっとすごい結果が出るのにやり続ける覚悟がなく小さな結果で終わっている人もいるかもしれません。結果を出したいのならば「心と時間の余裕」を大事にしてみてください。

世の中は思いどおりにならないもので構成されています。そう思うと気が楽になると思いますよ。

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