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神さんとの日常 「特典」

このブログで僕はよく「一歩譲る」ことをお勧めしています。何かとスピードが求められる現代では、譲ることを厭う方が多くなってしまい人同士のぶつかり合いが各所で起きてしまって、結局は無駄に時間がかかっていることが多いように思います。今回は「一歩譲る」ことでもらえる「特典」についてのお話をすることで、なぜ譲るほうがいいのかをちょっと違う目線でお話させていただきます。

皆さんは「神さんの背中」について考えたことはありますか?ほとんどの方が神さんや仏さんの正面は知っていても、背中側のことを知っておられる方も考えたことがある方も少ないと思います。神さんや仏さんにも背中側はあります。なぜそんなことを書くかというと、この神さんの背中側が

「一歩譲ることの特典」

になるからです。
このお仕事を始めるにあたり、はじめのほうに神さんから聞いたお仕事に対する「譲る」ことに対する話の一つをそのまま書かせてもらいます。

「どれだけお前(僕)の前に多くの人が悩みの相談のために私(神さん)の前に並んでいたとしても、その人が幸せ不幸せ関係なく来た人に順番を譲ってあげてお前は常に最後尾にいなさい。

私のいる世界は球体なので、私の前にまっすぐ並ぶと必ず最後尾の人は私の一番近い背中のところに並ぶことになる。お前がずっと譲り続けていることができればお前は私に一番近い守られた場所にずっといることができると思ったらいい」

これは神さんなりの例え話で、神さんは皆さんを平等に守られておられるので安心しれください。ただ、ほとんどの人が神さんの正面近くにいくことが大事だと思われがちで前に前にと歩みがちですが、神さんには正面であれ背面であれ同じ力で守ってもらえるので、いつ来るかわからない神さんの正面を待つくらいなら、譲ることでいることができる背中の場所のほうが僕には穏やかに暮らせる「特典」のように感じています。

よく「人のために頑張っておられてしんどくないですか?」と聞かれるのですが、「自分の時間を譲ることで神さんに近くで守ってもらえるのならば僕は全然苦になりません」とお答えしています。そう言いながら、プライベートではイラっとする人には意地でも譲りませんけどね(笑)。

神さんの背中側には僕のようなお仕事をしていなくても、普段の生活で何かを少し譲ることができれば誰でも入ることができます。あまり難しく考えず「自分より大変な人がいたら譲ってあげる」くらいの感覚で大丈夫だと思ってください。

そのかわり何かを強引に奪うと背中側から出されます。非常識な人には譲らなくていいのと、きちんとしてくれる人には譲らなくてもいいので必要以上にもらわないように気をつけましょう。もし必要以上にもらってしまったら他の誰かに「お福分け」をしてあげてください。それだけで大丈夫です。

正面ではなく背中側にある「特典」には、あまり気づいておられる方はいないと思います。譲ることで得られる安心感について一度考えてみてはいかがでしょうか?

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