「そのお金で楽しいことをしたらいいのに」

高価な開運グッズなどを買うかどうかの相談に来られたお客さんに、神さんは必ずこう言われます。神さんはお金を使うことはできないので、お金の多寡で守る力を変えられることはありません。

高額なご祈祷や物品の販売を神さんは特に嫌がられるので、そういう類のおすすめがあればお断りされて大丈夫です。それを買わなかったり頼まなかったから不幸になることは絶対にありません。逆にそれを頼んだり買ったりすることで幸せになることもありません。そのお金で楽しいことをして元気になることが一番だと神さんは言われます。

「この石で本当にお金が貯まるのならば、僕は誰にも渡しません」

これは僕の口癖です。本当に幸せになれるものがあるのならば、誰もが絶対にほかの人にも見せずに金庫にしまっておくはずです。楽していい思いをしようという考えが偽物を引き寄せてしまうので、幸せは自分の力でなると決めて進んでください。そう思うことができれば、道端に咲いている花も幸せにしてくれるラッキーアイテムになると思います。

何度も書いていますが、神さんや仏さんやご先祖さんが罰を下されることはありません。もし悪いことがおこったら、それはたまたまか、あなたが何かしてはいけないことをしているからで神さんたちの仕業ではありません。そこをしっかり見極めることができたら、高額なお布施や物品の購入やご祈祷は意味のないものだということがわかると思います。

人生に都合のいい免罪符は存在しません。