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神様目線 ちょっと詳しく②

「今日の目線」

人の成長のためにあえて手を出さない時があります。

厳しいと思われがちですが、それも優しさです。

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前回の平等のお話の続きとして読んでみてください。

人が成長をするとき、ほとんどの場合で苦労がついてきます。その必要な苦労を神さんの力で解決をしてしまうと、その人の成長を阻害することになるのであえて神さんは手出しはされません。

苦労は買ってでもしろと昔は言われましたが、今はどうでしょうか?
苦労や面倒を減らしましょうとストレスフリーなどという言葉が飛び交い、苦労や面倒は敵のように扱われるようになりました。しかし神さんはその傾向を良く思われていません。

人の成長が遅くなるからです。

苦労や面倒を避けて生きると、人の心の中にある「怠惰」の気持ちが強くなり微量のストレスに対してでも過剰反応を起こしてしまい、何事に対してもう簡単に怒るようになり、ストレスで自分の体を焦がし続けるような状態になります。焦げた体でいつづけるのはしんどいのでさらに人はイライラが募り、自分はしんどいかわいそうな存在だという感覚に陥って人のことを考えられない状態になり周りの人に迷惑をかける存在になります。自ら苦労や面倒を受け入れる生き方をするればするほど、人の心がストレスから受ける苦痛はだんだん少なくなっていきます。それが神さんが言われる「精神力」の成長になります。

人は苦労や面倒をたくさん経験することで他の人の苦労や面倒の大変さを知り、人に苦労や面倒をかけないように生きる「思いやり」を手に入れることができます。これも心の成長の一つです。思いやりの大きさが大きければ大きいほど人は大きな心の器を手に入れることができるので、少しの揺らぎくらいでは倒れない心の安定感を手に入れることができるのです。

神さんが思う人の成長は「精神力や思いやり」なのです。

我慢ができない人間になることはいろいろな点で損をします。それではせっかくいただいた今生の命が無駄になってしまうので、神さんは人がどれだけ逃げまわったとしても、その人の成長にとって必要な苦労や面倒がクリアできるまで与え続けられます。

それが神さんが人に与える「優しさ」だったりします。


厳しいと思われるでしょうが、
神さんにとって優しさの最上級は「厳しさ」です。

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