見出し画像

正論

映画「交換ウソ日記」に出てくる松本えりのちゃんのセリフがすごくかっこよかった。

ギャルから嫉妬された時に
「私に嫉妬されても困るし、それはあなたの問題」
とすぐ返したところにまず、すご!ってなる。
高校生でこんなに大人びたこと言えたら、そりゃ一目置かれる存在だと思う。

これに対するギャルの言葉もすごく共感した。
「えりのの言葉はいつも正しい。無神経。」
きっとえりのちゃんの姿が眩しくてたまらないと思うし、えりのちゃんにはどう頑張ってもなれないと諦めている気もする。

**********
社会を経験して
怒る人は甘えている人だと認識した。
もし、目標があるなら、時間が足りないことを認識するし、人相手の悩みなら答えは出ないこともあるし、朝昼晩そのことを考えて自分に出来ることはないか考えるべきで、考えようと思わなくても行動に出てて。。。
努力をしつくしたのなら、自分よりすごい人を尊敬できる。

ただ、尊敬している人から、正論は相手を追い詰めて逃げ場をなくすことも教わったことがある。
こちらが気を遣うしかないし、誰かが気を遣ってくれている。

松本ちゃんのように大人びている人、菩薩だなと思う人は何回でも出会う。(アンテナをはっていれば、もしくは嫉妬する存在なら。)
そのたびにすごさに圧倒される。
その人が何もしなくても、存在で空気が変わる。

松本ちゃんは悪いことしてないし、松本ちゃんが空気をよくしていることもある。
松本ちゃんはお昼休み、わりと教室の真ん中で1人でご飯を食べている。
お昼の放送を聞いて、時々笑顔になりながら。
それはそれは美しいです。
ギャルにはそれは出来ないと思う。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?