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イスタンブールのストリートフードはサバサンド! 旅人ゴリラの生存報告トルコ編♯3

みなさんこんにちは、こんばんはの方はこんばんは。旅人ゴリラです。

今回は前回に引き続きイスタンブール編!
トルコ料理といえば世界三大料理とされていますが、正直イマイチよくわからない?
そんな人も多いと思いますので、今回は筆者がイスタンブールで食べたストリートフードを紹介します!
基本的には全部美味しかったのでお楽しみに!

それでは本編!

バルク・エメック(BALIK EKMEK)

タイトルにもある通り鯖の切り身が丸ごと入ったサンドイッチです。
味付けは基本塩だけ。具も鯖の他にはレタスとタマネギのみ。
そんなシンプルな料理ですが、これは本当にめちゃくちゃ美味しかったです。

というのも、海峡を跨いで街があるイスタンブールは街自体が釣りの名所。
海峡に架かるガラタ橋では今日も大勢の釣り人達が大物目指して釣り糸を垂らしてます。

そんなに密集して糸絡まない?

街自体が漁場みたいなものなのでそこで食べる魚は鮮度も脂のノリも最高。
そんな魚をそのまま店の軒先で焼いてくれます。

匂いもまた良いんだこれが。

そしてそのままサンドへ。
挟んでいるフランスパンはというと結構大きくてもっちり系。これがしたたるサバの脂を逃さず適度に吸い込んでくれてしっとり食べ応えは抜群です。
レタスやタマネギのシャキシャキ食感も飽きさせません。
敢えて味付けをシンプルにして素材の味を最大限に活かした逸品。是非食べてみて下さい。
というかマストです。頼む、食べてくれ。ゴリラは感動したから。
これを食べに行くだけでも良いよホント。

それぐらい美味しかったです。

価格は店にもよりますが大体60〜80リラ(約300円〜400円)

ちなみに、ちゃんとチキンケバブのサンドイッチもありますよ。
そっちは25リラ(約130円)とめっちゃ安くて美味しいです。

迷っちまうなぁ!

さて、次も続いて海鮮系!

ムール貝のドルマ

「ドルマ」とは詰め物という意味。つまりこれはムール貝にご飯をぐっと詰めて一緒にリゾットにしまったという料理です。

見た目や発想も面白いですが、お味もピリリと胡椒を効かせたご飯と塩辛いムール貝がマリアージュ!

軽食としても美味しいですが、個人的には特におつまみ適性が100点満点と感じる一品でしたね。
ご飯も意外と日本的なもっちり系なので日本酒や焼酎とも合いそう。

レモンを絞って味変も可能ですが、かけない方が美味しかったかな。
筆者のゴリラは唐揚げにもかけない派です。

価格はなんと一個5リラ!(約25円)
是非!


食べてばかりでそろそろ喉が乾いてきませんか?
次は飲み物です!
ちなみに不味…なかなか個性的な味でしたね。

サルガム・スユ(SALGAM SUYU)

なんか街角で赤い液体を売ってたので買ってみました。

カブのジュースです。

カブ?の生の搾り汁??
並の日本人ならその劇薬の味は知らないと思います。僕は知りませんでした。

悶絶します。

超絶酸っぱいです。酸っぱいってなんだっけ?ってなるぐらい酸っぱいです。
ジュースというより酢ですね。それも強烈な奴。
しかも舌の上で暴れた後はのどでも暴れて、生玉ねぎをそのまま丸ごと食べたようなツン裂く辛味を残していきます。

気軽に街角で買えていいもんじゃねぇよ。。

飲む時、店員の人めっちゃニヤついてたのがむかつきますね。笑


ただ、意を決して一気に飲んだ後に鼻で感じた微かな甘味だけは、なんか、、すごく美味しかったです。
飲むと涙が出てきますが、体もカッカして来るので冬に温まるためにはいいのかも知れません。
僕は次からコーヒーにしますけど。

文章で伝えきれない未知の味を体験したいフロンティア・スピリッツのある人にはお勧めです。
料金は一杯15リラ。(約80円)是非!

さて、変わり種も紹介したところで最後は定番のデザート!

トルコアイス

街角にはトルコアイスの屋台が沢山、でもなかなか客にアイスを渡さない

トルコアイスといえば伸びるという特徴もありますが、もっと有名なのはあの「なかなか渡してくれない」パフォーマンスじゃないでしょうか?
もちろん本場のトルコでもパフォーマンスは健在。
しかも、子供や女性相手だけでなく男1人、ゴリラ1匹が勇気を出して買いに行ってもちゃんとしてくれます。

パフォーマンス中は本当にあの手この手を使ってなかなか渡してくれなくて楽しい。

…いや、しつこい。
しつこいな。

マジで5分ぐらい渡してくれません。
途中からギャラリーも増えて来るし、
超恥ずかしい。

広場で買わなきゃよかった

でも、苦労してやっと手に入れたアイスはなかなか美味しかったです。
普通のアイスとは違って、水飴のようにねっとりと伸びる甘さはとても特徴的。ここでしか味わえません。

そういえば、元々このねっとりさは山の上に住む子供達にもアイスを届けるために溶けにくくしたのが発祥なんだとか。

さて、美味しかったしもう一個…はやめとこう。
パフォーマンスがなかったら買うのになぁ。笑

料金は一個100リラ(約520円)


ということで以上!

イスタンブールのストリートフード、いかがでしたでしょうか?
安くて美味しいイスタンブールでの食べ歩きは個人的にめちゃくちゃ楽しめたので訪れた際は是非やってみてください!
特に鯖はマストです。

さて、次回ですが次回はトルコを離れてギリシャへ入国。エーゲ海に浮かぶ島々を目指します。
美しい景色を見に行くぞー!

乞うご期待!

PS.

イスタンブールではお風呂屋さんも沢山あって、そこではサウナと簡単なマッサージが付いて来るトルコ風呂が楽しめます。
残念ながら水風呂がないので整うことはできませんが、上がった後に専用のタオルに包まれて飲むレモネードもまた格別。
旅の疲れもリフレッシュ。

コイツ何人だ?


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