見出し画像

『黄金バット』(1967)

知らないって、時には恐ろしい勘違いを招く。
前々から、その存在は知っていたけど浅くしか知らなかった『黄金バット』(1967)の実写映画を見ました。元々は1930年頃に紙芝居として誕生し、
1960年代には漫画、映画、アニメ化された作品。
黄金バットっていうタイトルと、キャラクターの印象から、黄金の服を着たドクロが野球バットで戦うホラー作品だと、勝手に思い込んでいたことを今では恐ろしく思います。

物語としては、遺跡から蘇ったガイコツが地球の危機を救うヒーローとなる。
そして、バットとはコウモリのことだった。
バットだと思っていた棒は杖だったこと、
思い込みでアメリカは凄い所だ!と思い込んでいたら、実は街の至る所にゴミが散乱してるしあんまり凄くないぁと、感じるものに近い感情が湧き上がってきた。要するに、無知とは愚かだなと。

映画の印象は、肝心の黄金バットの登場シーンが思ったより少なめ、だけど戦闘シーンなんかは以外と迫力があって面白いし、今では倫理的にアウトな名前をつけられた、敵も登場。時代を感じるなぁ。
漫画版、アニメもぜひ見てみようと思う。
あぁ、あの笑い声がいまでも耳から離れない。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?