見出し画像

きっかけは45歳。実家で、母が父に大激怒するある出来事が起きました。



傾聴カウンセラーのながやまかおりです。

私がなぜ傾聴カウンセリングを始めることになったのか?

先日に続いて、私のこれまでの人生についてお話させていただきますね。

私が45歳の時です。
実家で、母が父に大激怒するある出来事が起きました。
当時、退職して専業主婦になっていた私は、子供のころから母の愚痴の聞き役だったことや近所に住んでいたこともあり、母の怒りを聞いて支えようとしました。
しかしいくら聞いても今回は母の怒りはおさまらず。
それどころか、母と同じ口調で父のことを罵らない私への怒りも加わって、毎日1~2時間、大声で怒鳴られていました。

母を支えるためにはここを耐えないといけないと思っていましたが、徐々に私の心身に不調が出始めます。

「体調がよくないので、お願いだからもっと小さい声で話してほしい」と母に頼んでも、「わたしの気持ちをわかっていない、わたしのことがうっとうしいのか!」と逆切れされて余計に怒鳴られる状態。

やがて自分の心が何を感じているのかわからなくなりました。
頭の中でただ、母の怒鳴り声がぐるぐる繰り返されるだけなのです。

生きていることがつらくて苦しくてたまらなくなりました。

医療機関への受診を考え始めたある日、自分の状態を調べようと手に取った本で、子供の頃からの母と私の関係と似ている記述をみつけたのです。

もう、びっくりしました。

それをきっかけにインターネットや数々の本で、母娘や親子関係のことを読みふけりました。

そして、私は子供の頃からずっと、結局は母を喜ばせるために生きてきたということなのか?と気づきいたのです。

愕然としました。

私は本当は何がしたかったんだろう。

進学は?

仕事は?

本当の私の人生は、どんなだったんだろう。

そう思うとこれまでの人生が虚しくなりました。

続きはまた、後日お話させていただきますね。
ここまでお読みいただいて、どうもありがとうございます。