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どうして傾聴カウンセリングを始めることになったのか?


傾聴カウンセラーのながやまかおりです。

私は、2023年7月から傾聴カウンセラーを始めました。

2023年3月までは10年ほど保健師の仕事をしていました。
それを退職したんです。
その前は8年間ほど、専業主婦。
さらにその前は17年間、高校で養護教諭の仕事(保健室の先生)をしていました。

そんな私がどうして傾聴カウンセリングを始めることになったのか?

これからそのことをお伝えししていこうと思います。
 
もし、ご興味を持ってくださる方がおられたら、読んでいただけると嬉しいです。

まず、私のこれまでの人生について、簡単にお話をさせていただきますね。

幼い頃より、母から長時間、
私の態度や学校の成績について、大きな怒鳴り声で説教を受けるのが日常でした。

もっと頭を使え、何回言われたらわかるんだ、身体ばかり大きくて役に立たない、人の手元を見て気を利かせて動け、見ているだけでいらいらする、などなど・・・
いろいろ本当によく叱られていました。
施設に入れると言われ、小さい風呂敷包みがいつもタンスの引き出しに入っていました。

また、私が叱られていない時は、母の人間関係の愚痴をとことん聴き、母の機嫌を直してあげるのが私の役目でもありました。

家でも学校でも、何か間違えていないか、人に迷惑をかけていないか、私のことをどう思われるているのかなど気になって、いつも緊張していました。

あとで母にわかった時になんて言われるかを、行動基準にしていたところがありました。
それがよくわからないまま、自分で答えを出さないといけない時など、胸がどきどきして怖くなっていました。

高校で進路を考える際には「医療関係で手に職をつけて、結婚しても共働きで働き続ける、それがこれからの女性の生き方だ!」という母の勧めのとおりにしてきました。
母が憧れた生き方だったんですね。

私も、自分の将来の幸せのためにそれが必要なことと思い込んでいました。

しかし、定年まで続けるはずの養護教諭の仕事は、40歳手前で母の強い要望に負けて退職することになりました。ここでも母の気持ちを最優先してしまうんです。

きっかけは45歳。
実家で、母が父に大激怒するある出来事が起きました。

長くなるので、続きはまた後日、書かせていただきますね。
お読みいただいて、どうもありがとうございました。