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スーツカンパニーのウールネクタイ

 2023年11月に書いた記事で、リンク先が切れてしまっているものがあるので注意されたい。

 ネクタイの素材はシルクが一般的だが、コットンやウールのネクタイもまれにある。
 個人的に前からウールのネクタイが気になっており、今使っているネクタイも寿命を迎えつつあるので、いつも買っているスーツカンパニー(スーツスクエア)でどんなものがあるのかまとめてみたい。


①REDA 1865 (5,390円)

 まずは、ウール生地大手のREDAから出ている標準的なREDA 1865がある。


②REDA Flexo (5,390円)

 REDA Flexoを使ったネクタイがある。
 これはウール99%にストレッチ性のあるポリウレタンを1%加えることで、シワや型崩れを防止している
 ポリウレタンは旭化成のロイカV550という生分解する素材を使っており、環境にやさしいとされる。


③REDA Flexo(リヨセル入り) (5,390円)

 REDA Flexoにはリヨセルが20%入っているものがある。リヨセルはユーカリから作られる植物性の繊維であり、無印では夏用の冷感寝具などに入っている。
 ネクタイなので触れて冷たく感じることにあまり意味はないが、シャリシャリした感触で涼しげな感じがする、かもしれない。


④John Foster (5,390円)

 イギリスのジョンフォスターのウール生地を使ったネクタイ。John Fosterはよく知らないので、これ以上書けない。


⑤Canonico Super110’s・Super120’s (5,390円)

 スーツスクエアで最も種類が多いウールネクタイがカノニコのものだ。
 まずはスタンダードな、細めのSuper 110’sもしくはSuper 120’sを使ったネクタイがある。


⑥Canonico ウール&モヘア (5,390円)

 ウールに山羊の毛であるモヘアが27%含まれた生地。
 モヘア吸湿性があるので夏用のスーツに使われることが多い。ネクタイには関係ないが、モヘアの独特の光沢を楽しむことはできそうだ。


⑦Canonico SUPERSONIC (6,490円)

 ここからは上級ラインになり、価格が6,490円と高くなる。
 スーパーソニック撥水性防シワ性伸縮性が良く、個人的にスーツで気に入っている生地だ。
 ネクタイにはあまり意味がないが、防シワ性があるのでネクタイが型崩れしにくそうというイメージがある。


⑧Canonico 21micron (6,490円)

 別の上級ラインに21micronという生地のものが存在する。
 21マイクロンは、一般的な糸よりも太い糸で織られた生地で、Super表記で言うと、Super 50’sになるらしい。そのため、耐久性防シワ性がある。


⑨Canonico Vintage (6,490円)

 また、同じく上級ラインにVintageというものがあり、これは起毛されたフランネル生地になっている。
 色味もその名の通り、ヴィンテージ感を出した雰囲気となる。


 上記は全て製造が日本なので5,390円以上と、外国製と比べて少し高くなっている。
 とは言え、去年まではあと1,100円安く買えた記憶がある。なかなかインフレが厳しい。

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