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【レポート】オンライン講座「ファンベースゼミ4期」〈演習編〉を開催しました!

 今年も1月から3月に「ファンベース」を学べるオンラインゼミ「ファンベースゼミ4期」を開催しました。
〈基礎編〉のレポートに続き、私(宮下)から〈演習編〉の様子をご紹介したいと思います。

 ファンベースカンパニーでは、ファンの声をファンミーティングやファンインタビューでお聴きするところからプロジェクトを開始し、その際「ファンの感情」を聴くことをとても大事にしています。そこで〈演習編〉では傾聴をテーマにした実践ワークも行いました。私もペアになって一緒にワークに入らせていただいたのですが、ワーク後に「少しの心がけで初対面であっても話しやすくなりますね」と感想をお互いに話し合いました。普段の生活でも活かせそうですよね!

 ファン分析では今回課題にご協力いただいたオレンジページ様ファンの発言録を読み込んでファンの方が何を価値と感じていたかをグループごとにまとめるワークを行っていただきました。私自身もオレンジページのファンの声に触れる中で本誌を定期購読したり、料理が苦手でしたがこれなら作れるかなと簡単なケーキに挑戦したり、おせちに挑戦して気が付いたらファンになっていた一人です、笑。今回の演習でも実際に雑誌を手に取って、誌面もファンの声も読みこんでファン分析などを行っていただいた様子が発表の中から伝わってきました。真剣に課題と向き合ってくださる様子がとても嬉しかったです。

 ゼミ4期では、3期までと変更した点として、ファンベース施策の中でも「ファンコミュニティ」に焦点をあてて立案いただく演習としました。というのもファンベースカンパニーがこれまで多数の伴走を行ってきた実感としては、「ファンコミュニティ」は施策の中でも特におすすめできるものだと考えているからです。
 オレンジページ様のファンコミュニティを作るなら?というテーマで各グループで演習を実施。最終日の施策発表にはオレンジページの立石社長、編集部のみなさんにもお越しいただき、発表内容にそれぞれコメントいただきました。熱量の高いファンの声を元に、どんな施策であればファンが笑顔になれるか?各グループが真剣に考えてくださり、オレンジページのみなさんも施策提案に喜ばれ、場の熱量を感じる最終回でした。

(株)オレンジページの社長 立石様より
各グループの考えたコンセプトや企画へコメントをいただきました

 このゼミを通して「ファンの感情」と誠実に向き合い、ファンベースに取り組むことで好きという気持ちが伝播したり、ファンも企業の中の人も笑顔になっていく、そんな疑似体験を味わっていただけていたらとっても嬉しいです。
みなさん、3か月間本当にありがとうございました!

 ファンベースの取り組みは中長期で続けていくもの。ファンベースゼミ〈演習編〉を修了されたみなさんが参加できる卒業生コミュニティ「ファンベース部」という場があります。ファンベースを共通言語につながり続けていけたらと思っています!これからもよろしくお願いします!

 ファンの感情に向き合い、つながり続ける楽しさをより多くの方に味わっていただけるよう、今後もファンベースカンパニーではファンベースゼミのような場を定期開催していけたらいいなと思っています~!

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