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白湯の味が分かるようになったら、お前さんも一人前じゃなぁ、ふぉっふぉっふぉっ

白湯。

「白い湯」と書いて「さゆ」。
「パイタン」と読むこともあるが、それは全くの別物だ。

吉永小百合のファンを「サユリスト」と言うが、今、令和の「サユリスト」といえば、こよなく白湯を愛飲する者のことを言うとかなんとか…


んなこたぁない。


吉永小百合ファンの方のサユリストであるタモリさんの優しいツッコミが聞こえた気がする。

かくいう私もサユリストである。
(どっちの?どっちでもいいけど)

わかりやすく白湯リストとしましょうか。

芸能界きっての白湯リストといえば
(そんなまだ定着してねーけどね)
スーパーモデルの冨永愛氏ですよね。

調べてみると、芸能界にはたくさんの白湯リストがいらっしゃる。ほとんどが女性の中で、唯一男性で名前があったのがMJこと松本潤氏であった。ポウ!
へ〜、マツジュンも白湯リストなんだ〜という新鮮な驚き。マツジュンもただの湯冷まし飲むんだね〜ウケる〜。
(別に良いだろ!)

と、まあ、けっこう白湯リストはいるのだ。

私が白湯リストになったのは、ここ一、二年の話で、まだまだ白湯リストを名乗る資格はないのかもしれない。
(そんな重みある呼称なの!?)

飲み始めたキッカケは、コーヒーの飲み過ぎで動悸がしたから。

カフェインの摂り過ぎは身体に良くないとは聞くが、どう悪いのかが分からなかった。

救心のキャッチコピー「どうき・息切れ・気付けに」はしっかり刷り込まれていて覚えているけど、どうきと気付けってなぁに?って感じで。

仁丹なら隣のおじさんにもらったけど、口に入れた瞬間吐いちゃった、まっずって笑

単純にドキがムネムネ、胸がドキドキするってことなんすけど。

私の場合はカフェインの摂り過ぎなので、やめれば動悸は収まるわけです。

でも、なんか飲みたいよね〜

で、白湯を飲むことにしたんだけど、最初はよく分かんなかった。
(何が?)
味が。
(お湯だからね、味はないよね)
美味しくないなって。
(まあ、そーゆーもんでしょ)

だけど、最近味が分かるようになったんすよ!!!!
(おお!)
冬なんでストーブで湯を沸かすわけですよ。それをスープジャーに入れて、程よい温度になった頃に飲んでるんですね。基本的には。

ある時、ガスコンロで沸かしたお湯を同様にして飲んでみたんですね。激まず!!!
えっ、こんな味が違うもんなの?ってくらい別物だった。

ストーブでじっくり温められた湯は角が取れた丸い味で、ガスで素早く沸かした湯はトゲがあったし、雑味もあった。

氷を作る時もじっくり冷やしてゆっくり固まったものは味が違うらしいよね。

水ってゆーシンプルなものだからこそ、違いがものすごくダイレクトに伝わってくるんだなぁ。

私は、私というものを水に置き換えてみることにした。
(いきなりどしたん!?)

私は雑念だらけの人間です。
私はおいしい白湯になりたい!
雑味のないまろやかな味わいのある人間になりたい!!!
(お、おぅ…)

そのためには時間をゆっくりかける必要があるんだよ。

白湯を飲みながら、そんなことを考えたんだ。


ふぅ、あったまるぅ!


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