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最新技術やデジタル通貨は、私たちの生活をどう変える?

最近、デパートやお店などに入る際、
入口に非接触型の体温検知器が置いてあるのを
時々、目にすると思います。
スマホの画面のようなものに顔をかざすと、
自動で検温してくれる機械です。

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あの機械には、AIが内蔵されたものがあり、
顔認証機能も搭載可能です。
今後、機械に免許証などのデータを登録すれば、
どの顧客がいつ入店したのか、
データ化することも可能になります。

技術の進歩は、日に日に加速しているのです。

実は今、その顔認証などよりも、
もっとすごい技術が実用化されようとしています。
それがCBDC(中央銀行デジタル通貨)です。

CBDCは、「現金を電子化しよう」
という取り組みです。

実態のないデジタル通貨を、
技術的に支えているのが
BC(ブロックチェーン)技術です。
BCは、現行の技術よりも、圧倒的に
改ざんされにくい仕組みになっています。

BCとは、早い話が
お金の取引を記録していく電子帳簿だと
思っていただければ分かりやすいでしょう。
記録をたどれば、そのコインが
本物なのかどうかがわかります。

最先端の暗号技術を駆使した
BC技術の登場が、
CBDCを可能にしたのです。

現在、世界中で
CBDCの導入に向けた動きが
活発になっています。
もちろん、日本も例外ではありません。

CBDCの大きな特徴は、
「お金の流れをすべて把握できる」
ことにあります。
現金では、こうはいきません。

たとえば、あなたのお財布に入っている
1万円札を取り出してみても、
「その1万円札がどこからきたのか?」
「自分の前の持ち主は誰か?」
といったことは、どこにも書かれていません。
この匿名性が、現金の大きな特徴になっています。

ところが、CBDCが実用化された暁には、
国民がどこで何にお金を使っているのかを
国はすべて把握できるようになります。
つまり、国はお金の流れを
完全に管理できるようになるのです。

こうなってしまったら、
私たちは財産のすべてを掌握され、
国は税金の取りっぱぐれがなくなります。

その行き着く先が、何かというと
「超管理国家の誕生」です。
結局、すべてはここに行き着くのです。


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