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分散投資を行う際に考慮したい3つのポイントとは?

分散投資を検討する際は、
以下の3点を考慮すると、より効果的です。

《リスク分散をする際の3つのポイント》

1、時間の分散
2、通貨の分散
3、資産の分散

1、時間の分散
投資商品は常に市場の動向に左右され、
価格が上下します。
ですから一度に資金を投入してしまうと、
価格が下がった時に損失が大きくなりがちです。
分割して資金を投入すると、時間差が生まれ、
それがリスク分散にもつながります。

2、通貨の分散
現在の市場は円安傾向にあります。
これは先進国の中でも唯一、
日本が金融緩和政策を継続していることが
主な要因になっています。

日銀の金融緩和政策は、
もともとデフレ脱却のために始めたものです。

今、世界的なインフレの中で、
日本もインフレに傾いているとはいえ、
経済が良くなっているわけではありません。
それに円安は、通貨の価値を毀損させます。
これに対する対策の1つが、外貨を持つことです。

3、資産の分散
トヨタやホンダ、といった銘柄を分けるだけでは、
真の意味でのリスク分散にはなりません。
資産の分散とは、たとえば株式以外に債券、
金、暗号資産など、資産の種類を分けることで、
リスクを低くする効果が生まれます。

ここでは、具体的なリスク分散テクニックとして、
ドルコスト平均法をご紹介したいと思います。
次の図をご覧ください。

たとえば、1月時点で1株1000円の株式が、
その後、1200円、300円と価格が上下し、
12月時点で600円だったとします。
この株を1月に一括で60万円分購入した場合、
12月時点の評価額は36万円になります。

ところが同じ株式を、毎月5万円ずつ
計60万円購入した場合、
12月時点の評価額は100万円となります。
株式そのものの価格は、
12月のほうが値下がりしているのに、
資産は増えています。
これが、「ドルコスト平均法=分散投資」
のメリットなのです。

このように、分散投資を上手く活用することで、
価格変動リスクを軽減する効果が期待できる、
ということを覚えておいていただければと思います。


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HP:
https://www.fangs-g.com

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