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空港の中の部屋

大貫さんは水を浄化する仕事をしています。インドをはじめアジアの国々に
出張しているのですが、「香港空港のなかに月20万円で部屋を借りられるところがある。」という情報をきいたとき、大貫さんは「すぐ借りておけ」と貧乏旅行をしている学生に言いました。「月20万円の部屋を100人で借りたら、一人当たりいくらになる?」「2000円です。」と学生は答えました。「1万人で借りたら一人当たりいくらになる」学生は答えに困ってしまいました。1万人も借り手は集まらないし、狭い二段ベットに、何人も泊まれるわけがない。しかし借りてしまいました。空港の部屋は超満員で大貫さんはいつも部屋には入れず、部屋の外でウトウト眠っているうちにゆうちょのキャッシュカードを抜かれてしまいました。24時間空港人の出入りが激しすぎます。いやいや、一人20円ならXで集められる。もう一人の学生は思い出しました。ChatGPTにシステムを作らせるのです。「それで誰が泊まるんですか?」学生はききました。「くじ引きで決めるんや。」この日に泊まれる権利を月20円で売る。ただし当選した奴が泊まれるシステムです。大貫さんは全日空で毎週インドへ飛んでいます。ただし貨物便で。だから客室乗務員の座席と同じです。出張前 朝一で地域で一番の格安銭湯に行きます。ここが一番リラックスできます。

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