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新NISAについて

こんにちは。FANTAS technology CSチームです。
マンション投資に関連する様々な情報をお届けする【FANTAS Owner‘s Channel】
 
今回のテーマは「新NISA」についてです。
昨今話題になっていた「新NISA」が遂にスタートしましたね。
まだあまり内容を知らないかも。。。という方は、是非参考にしてください。
 
■NISAの基本
NISAは「少額投資非課税制度」といい、株式や投資信託への投資で得られた利益が非課税になる制度です。
本来、一般的に投資で得られた利益は20.315%の税金がかかりますが、「NISA口座」を利用して投資をすることで、その利益には税金がかからなくなります。
 
■新NISA誕生
2024年1月から新NISA制度がスタートしました。
旧制度の「一般NISA」と「つみたてNISA」は一本化され、代わりに新NISA内で「つみたて投資枠」と「成長投資枠」の2つに分かれます。
 
■新NISAと旧NISAの違い

年間の投資枠や非課税保有期限などが変更となりました。

■新NISAのポイント
・非課税で保有できる期間は無期限
・つみたて投資枠と、成長投資枠の併用ができる
・年間投資枠の拡大(合計最大:年間360万円
※つみたて投資枠:年間120万円、成長投資枠:年間240万円
・生涯投資枠は全体で1,800万円
※上記のうち成長投資枠は1,200万円(売却すると翌年から枠の再利用が可能)
 
■新NISAを始めるにはどうすればいい?
新NISAを始めるには、旧NISA同様、NISA専用口座を開設する必要があります。
旧NISA口座を保有している方は、手続きをしなくても2024年に自動的に新NISA口座が開設されています
 
■新NISAは旧NISAと別の金融機関で始められる?
新NISAは旧NISAと違う金融機関で開設することが可能です。
ただし旧NISAを利用している場合、事前に手続きをしていない限りその金融機関で新NISA口座が開設されてしまっているため、新NISAの口座変更手続きをする必要があります。金融機関の変更は旧NISA同様、一年ごとに行うことができます。
 
■新NISAと旧NISAは完全に別枠
新NISAと旧NISAの非課税投資枠は別枠扱いです。併用していても片方の運用状況がもう片方の非課税投資枠に影響を与えることはありません。
このため、基本的に運用期間中に注意すべきポイントは、単に口座を複数管理しなければならないことといえます。
 
■新NISAへのロールオーバーはできない
旧制度の一般NISAでは、非課税期間の5年間が終了したとき、新たに翌年の非課税投資枠にロールオーバー(移管)させて再度5年間非課税で運用することが可能でした。
しかし、旧NISAと新NISAは別枠であるため、旧NISAで運用していた金融商品をそのまま新NISAにロールオーバーすることはできません。
もし現在運用中の金融商品を新NISAでも運用したいと考えている場合は、いったん売却して新たに新NISAで購入する必要があります。
 
■さいごに
老後資金の準備など新NISAへの関心は高く、大手ネット証券への聞き取り調査では、積み立て投資の事前予約額が月間2,300億円にのぼることが分かりました。
また証券会社毎にキャンペーンを実施しており、比較しながら検討ができるサイトも掲載されております。
 
日銀が発表したデータによると、家計の金融資産の52.5%が現預金を占めていると言われております(2023年9月末時点)。
そんな現預金志向の日本ですが、昨今のインフレにより現預金の目減りや将来不安を感じる方は増えており、今回の新NISA導入が「貯蓄から投資へ」の動きを加速させているのかもしれませんね。
 
注目度の高い新NISAですが、運用商品となりますので、無理のない投資を心がけることが大切です。
FANTASのオーナー様は、FP(ファイナンシャルプランナー)と直接相談ができますので、気になる方はこちらの記事も是非ご覧ください。
 
https://note.com/fantas_owners/n/n6a69c132f28a
 
お問い合わせは、公式LINE「FANTAS_Owners」まで。

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