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仕事にポジティブな結果を生む「変数思考」#2302

お疲れ様です。
ファンヴォイスの須田です。

仕事の中では、間のポジションになることが社内でも社外でも存在します。
クライアントの要望とエンドカスタマーの要望が食い違ったり、上司と部下で言い分が異なるなどが発生した場合に間に入る調整役が必要になります。

調整役のポジションで特に意識をしたいのが、考え方の起点をどこに置くか、どこを軸にして考えるか?です。
僕が重要視しているのは、数学やプログラミングに出てくる「定数と変数」という考え方です。

ざっくり言うと「定数」は変更できない値、「変数」は変更可能な値を指しています。
この「定数」と「変数」を用いた思考法は、特にプログラミングにおいて解決すべき問題を把握する際に重要な役割を果たします。

この「定数と変数」で物事を考えられる様になると、日々のストレスが大幅に減少します。
「定数」と「変数」を考え方で定義すると、大きくは以下のどちらかで物事を判断することが出来る様になります。

定数:自分では変えられない、どうしようないこと。=行動に移せないこと
変数:自分の努力次第で変えられる、何とかなること。=行動に移せること

定数(自分ではどうしようないこと)にフォーカスをすると誰かのせいにしたり、不満や愚痴になる可能性が高く、その上、何も行動できない、解決しない可能性が非常に高くなり、自分の中で問題が長期化して、変わらないことに変化を望む状況が続いてしまいます。

逆に変数(自分の努力次第で変えられること)にフォーカスすると、すぐ行動に移せることが多く、問題にも自分で取り組める為、比較的早めに解決することが出来ます。

例えるなら定数は答案用紙の「問題」で、変数は「回答」です。
出題された「問題」を変えることは出来ませんが、「回答」は正解、不正解に関わらず、自分で正しいと思う「回答」を書くことが出来ます。

仕事は大原則、関わる人みんなが良くしたいと思っているので、大きな不正解は出にくいものです。

「変わらない定数を嘆くより、まず変えられる変数に取り組む。」
ファンヴォイスでは、暗黙のルールの1つです。

今回も最後までお読み頂きありがとうございました。
何かのご参考になれば幸いです。

スダノブヒコ

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