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「子供が欲しいと思えない」に苦しんだ記録

子供が欲しいと思えないことに
この1年間苦しんだ
結婚する前から苦しんでいた。

それを記録として残しておこうと思う。

私は子供は比較的好きな方だと思う。
初対面の子供にも、
話しかけられたりもする。

でも、入籍して1年経っても、
子供を産みたいとは思えずに居る。

そして、それに苦しんだ。
「産みたいとは思えない」ということが、
すごく苦しかった。





親戚の赤ちゃんのお祝いに行くと、
「次はあなたの番ね〜」
と笑って義母が言う。
義母に悪気はない。
田舎だし。
結婚=子供を産む と考えている人が
大多数。

「あはは〜どうでしょうね〜」
と言いながら、笑いながら、
呼吸がぐっと詰まる感じがする。

赤ちゃんはかわいいのに、
居心地は悪くて、
早く帰りたくなった。




「産みたいと思えない」理由は、
自分自身にある。

○自分が情緒不安定。

まずはこれ。

私がイライラして
子供の前で爆発しようものなら
それはトラウマになるだろう。

いまだに
上手くストレス対処できていなくて、
爆発して物をこわしたり

週末は部屋に引きこもったりする。

この状態では子供を
自分の小さい頃と同じ目に
あわせてしまうかもしれない。

それだけは、嫌だ。



○子供が自分に似たら
子供自身大変だろうと思うから。

非定型発達のグレーゾーンとか
敏感で傷つきやすい性質とか。




○子育てのハードさに耐えられない

自分が情緒不安定ということとも通じる。

子育ては睡眠不足になる。
自分はすぐぐったりするから十分に遊べない。


○経済的な不安
大学行くなら、
教育制度が変わらない限りは、
子供に借金(奨学金)を背負わすことになる。

習い事や留学、
したいということを、
叶えてあげられない親に、
今のままだとなってしまう。

「職歴を重ねて収入を確保する」
という20代〜30代前半でのステップを
重ねられていない。




「うちは貧乏だから」
と母から言われるたびに
「誰が飯食わせてやってる」と
父から言われるたびに

「じゃあ、生まれなければよかった」
「無理して産まずに中絶してくれたらよかった」
「なんで中絶はしないくせに、
私の心を傷つけるのは平気なの?」

要するに
「こんな扱いするくらいなら
なんで産んだ?」
この恨みが怒りが悲しみが
今も心の底ではくすぶっている。

親が情緒不安定なら、貧乏なら、

生まれる前からかわいそうだ。

それなら産まないほうがいい。

そう考えている。



旦那はまだ若い。27歳だ。

子供は欲しくない、
ということに合意して私と入籍した。

でも、もしも
「子供が欲しいから離婚してくれ」
と言われたら、
いつだって離婚する覚悟でいる。


結局他人は、何も知らない。

私が何をどこまで考えて、
「子供は欲しくない」という
結論になったか。何も知らない。
興味だって無いだろう。

それでも他人は憶測したがる。
「赤ちゃんできないのかな?」
「新婚なのに仲悪いの?レス?」

それでも他人は介入してくる。
「子供産むなら早い方がいいよ」
「こんなに愛おしい存在いないよ」


でももし、私が子供を産んで、

育児がストレスで、
子供を殺すか、
自分が死ぬか、
子供を虐待するか、
自分が自殺未遂して迷惑かけるか、

そうなっても、
誰も責任は取ってくれない。


だから色んな意見を、微笑んで流す。

自分の心と頭が知恵をしぼって
たどり着いたなら
一旦それでいい。

子供を産みたいと思えなくてもいい。

いいんだよ。

他人に流されないことの方が、
ずっと大事だ。

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