2020年の3月末に入籍して、
約1年半が経った。

私は今も、
子供が欲しいのか、
欲しくないのか、
分からずにいる。

2021年の1月に、
義兄に子供が産まれた。
旦那の血の繋がった甥っ子。
義両親にとってのはじめての孫。

旦那はすごくかわいがっている。

もともと
優しくて子供好きのようだったし
甥っ子はとてもかわいいようだ。

甥っ子を愛おしむ旦那を見ていると、
きっとこの人は
私との子供が産まれたら、
大切にしてくれるだろうと感じる。

旦那の子供に
会わせてあげたいとも思う。

自分も、
私と旦那の子供に会ってみたい。
という思いもある。

でもやっぱり、勇気が出ない。

デメリットがとめどなく
思い浮かぶ。

①時間の無さで病みそう
②睡眠不足で病みそう
③育児休暇、時短勤務、
子供都合での早退など、
職場に謝ってばかりで肩身が狭くなる
④バリバリ働けない
⑤奨学金無しでは大学行かせられない
(借金を背負わせる)
⑥私みたいな人間が親では
子供にハズレと思わせてしまうかもしれない
⑦そもそも自分に自信がない
⑧生まれてこなければ良かったと
自分自身に時々思っているので、
子供にとっても、
自分が親なのは迷惑だろうと思う
⑨さっさと死ねないかな、もう疲れた
と時々思っているので、
そこに招待するのは気が引ける
⑩自分の性質(敏感、ADHDグレーゾーン)
を引き継いだら申し訳ない
11)やっと親から離れられたと思ったら、
次は子供、もう疲れた、

ざっと書き出してみて
思ったのは

私は
「私みたいな人間の子にするのは申し訳ない」
という思いがあるようだ。

世間には
もっとお金持ちで
メンタルが強くて
仕事ができて
コミュニケーションの得意な
そういう人達がたくさんいる。

そういう人達の子供に生まれて、
愛されて、
自己肯定感を持って
成長していける...
そういう子はラッキーだ。

自分なんかの所に生まれて、
その子は幸せだろうか？

頭悪くて
メンタル弱くて
大したお金も稼げない親で、
「うちの親はハズレだ」って
虚しく悔しく
思わせてしまうかもしれない。

「私みたいな人間が親にならない」
というのが、
愛する架空の子供にできる、
最初で最後の愛情なのかもしれない。

人生はこう攻略していけばいいよ、
と言える親では、ないから。

そして
書き出してみて思った
もうひとつ。

「もう疲れたので
これ以上疲れたくない。
メンタルの負担を増やしたくない。」

ということ。

子育ては
心身ともにエネルギーが要る。

今の私は、
直感で、それに耐えられないだろう
と思っている。

恐らく
精神科へ通院、服薬
の状態に戻るだろう。

自分を噛む頻度も増えると思う。

通院服薬無しで働けてる事務職も、
また働けなくなるかもしれない。

それもこわい。

キャパオーバーで崩れることへの
恐怖がすごい。

キャパオーバーで崩れるということは
当たり前の日常が送れなくなるということで。

離婚の可能性も高まる。

本格的に落ちると
1週間布団にひきこもり
風呂にも入らないように
なってしまうので。

子供を産むには

自己肯定感と
時間、お金、心　の余裕　と
覚悟が必要
なのだと思う。

私の自己肯定感が育つよりも先に

不妊の年齢になる方が

早いのかもしれない。

田舎なので
子供を産め産めと
言われるけど

通院服薬して
苦しみながら
もがいて生きる日々に
戻るのがこわい。

安易に流されないようにしたい。