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世界を回って、日本で野菜作りをする僕が一番好きな野菜はフェンネルです。

こんばんは、可部谷武蔵です。
僕は2018年に10ヶ月間、世界を回っていました。全部で42ヶ国です。その中で日本では出会わなかった野菜に多く出会いました。
日本で食べる野菜が全てだと思っていた僕には衝撃的な食事ばかりでした。と同時に『これ、日本では流行らないな』と感じました。

日本は先進国であり(現状衰退国なのかもしれませんが)、水が豊富な国です。いろんな野菜を作れる環境下にある数少ない国です。そんな日本が作らない野菜はなぜ作られないかと言うと理由は一つです。

日本人の舌に合わない。

僕が出会った日本で見ない野菜の多くは香りがきついものです。日本でよく見るバジルやパセリのようなもの。最近の流行りものだとパクチー。

そんな香りもの野菜が多かったのです。

その中でも、フェンネルという野菜が僕の中で一番美味しいと思った野菜です。が、フェンネルも香りが強い野菜の一つです。
日本に帰国してから自分で作ってみましたが、自分は美味しく食べられます。しかし、周りの人はタダでも食べてくれません。受け取ることもしません。なんせ、香りがきついので。

日本人は香りに厳しい人が多いです。多分、お肉とかお魚が充実しすぎているせいだと思います。わさびは、いいのに不思議ですが。

パセリやバジルも作ってみましたが、これらはよく売れます。馴染みにない野菜を売るっていうのはホントに難しいです。


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